毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

中国南方航空プレエコ席(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その1)

イメージ 2 ▲瀋陽空港32番ゲートで出発を待つ東京成田行きCZ627便。

 2016年12月29日、コードシェア。

 2016年も押し迫り、年末年始のお休みは12月29日から。さっそく29日の朝の飛行機で日本へ帰り、新年は青森の実家で迎える予定です。

 12月の瀋陽はけっこう冷え込み、マイナス20℃を下回る日も前年より多いような気がします。早朝の厳しい寒さの中を、タクシーで瀋陽桃仙空港へやってきました。06:45に空港に着いて、東京成田行きCZ627/JL5022便にチェックインし、出国審査も保安検査も、人がすごく少なくて、あっと言う間に済ませることができてしまいました。この日は、バンコク行きなど中国人がどっちゃり乗りそうな他のフライトがないので、こんなに空いているんですね。

イメージ 1 ▲ようやく夜が明けて明るくなったばかりといった感じの瀋陽空港。
 
 この日のCZ627便はレジB-2288をつけたA321-200。ビジネスクラス12席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス143席の179席仕様。プレミアムエコノミークラス席は4列あって、シートピッチがエコノミークラス席より4インチ広い35インチで、毛布と枕が各席に最初から置いてあります。プレミアムエコノミークラスとして売られているわけではなく、どういう基準があるのかわかりませんが、エコノミークラスの乗客が割り振られるようです。コードシェアのJL便としてチケットを購入するとだいたいここに割り振られるので、僕も今回はプレエコ席の33番A席です。

イメージ 3 ▲離陸後すぐに左旋回で北東に針路を買えると機窓左手には瀋陽空港の全景が。

イメージ 4 ▲巨大な撫順の露天掘り炭鉱にはスモッグがたちこめているもよう。

 07:48に搭乗が始まり、08:09にドアクローズ、08:12にプッシュバック、08:21にタキシングと、早め早めの順調な出発です。

 08:32にRWY24から離陸し、すぐに左旋回して針路を180度変え、左手に離陸してきたばかりの瀋陽空港の全景を眺めながら北東へ向かいます。すぐに瀋陽市の東隣の撫順市にある巨大な露天掘り炭鉱が見えてきます。深く掘り下げられた炭鉱にはスモッグがたちこめていて、炭鉱の底の方はまったく見えません。

 離陸後約30分ほどして、朝食タイム。ポークかフィッシュのチョイスがあり、ポークと言ったつもりだったがフィッシュが来た。どちらも似たような味でたいした違いはないだろうからまあいいけど。フィッシュの方は、揚げた白身魚に醤油味の餡を絡めたものに野菜が添えてあって、白いごはん。それに山菜とビーフのサラダと冷たく冷え切った丸パンとヨーグルト。ドリンクは最初からミルクも砂糖も入っている「三合一」のインスタントコーヒー。ま、何かしら食べることができることはありがたいことです。

イメージ 5 ▲パンは冷たいが、暖かいごはんが食べられるのはよいことだ。