毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

深圳航空初搭乗(2016年月イチ日本・12月編;その14)

イメージ 1 ▲スモッグがたちこめてきた上海浦東空港の沖停めスポットで瀋陽行きZH9722便に搭乗。

 2016年12月12日、勝手に欠航。

 上海浦東からは、20:05発の瀋陽行き中国南方航空CZ6508便を予約していたのですが、まだ瀋陽を出発していない何日も前に、「CZ6508便は欠航が決定したので、18:35発のCZ6502便に変更しときましたよ~ん」というメッセージが届きました。しかし、JL085便の所定到着時刻が17:05で、入国審査やらなんやらをやっていると18:35発の国内線に乗り継ぐことはまずムリなので、なんて一方的なやり方!とぷんぷんしながら払い戻しの手続をし、20:15発の深圳航空ZH9722便を予約し直しておいたのです。ちなみに、CZ6508便の払い戻しは今に至るも完了していません(涙)。

イメージ 2 ▲初めて乗る深圳航空のビジネスクラスは濃い赤色のシート。

 浦東の悪夢はまだ続きます。僕ももっとよく調べればよかったんでしょうが、確かWikipediaで浦東空港を調べたら、深圳航空は第1ターミナルだと書いてあったので、JALを降りて入国審査を済ませてそのまま第1ターミナルの国内線チェックインカウンターのあるフロアに上がったのに、いくら探しても深圳航空のカウンターがない。かなりうろうろして時間を浪費し、ようやく深圳航空は第2ターミナルだということがわかって、ここからまた徒歩で大移動。疲れる……(涙)。

 やっとのことで搭乗手続を済ませ、黒山の人だかりの保安検査場を抜けるのにまたたっぷり時間がかかり、ようやく90番ラウンジにたどり着いて、ひと息つけるように。しかし、90番ラウンジがどこにあるか案内が不親切ですごくわかりにくくて見つけるのに時間がかかり、90番ラウンジから搭乗ゲートのC55番ゲートまでがまたあまりにも遠く、疲れ果てました。チェックインの時に「電瓶車服務(ターミナル内電気自動車サービス)」のサービスカウンターからラウンジまでとラウンジから搭乗ゲートまでの「乗車券」をもらったので、使えばよかった。浦東空港、もう二度と使ってやらんと再確認。

イメージ 3 ▲霧が立ちこめて真っ白になった地表を見下ろしながら離陸。

 瀋陽行きZH9722便のこの日の機材はレジB-6315をつけたA320-200。深圳航空に乗るのは今回が初めてです。

 ラウンジにいる間に搭乗ゲートがC55番からC53番に変更になり、遙か彼方の90番ラウンジからようやく駆け付けてみると、いつの間にか搭乗はもう始まっていて、19:44に搭乗。国内線ファーストクラスは前方2列の8席で、僕は2番A席に着席。この日は1A、1F、2Aの3席だけが埋まりました。

 日が暮れるにつれて霧のようなスモッグのようなものが地表にたちこめ始め、そのせいか、定刻よりかなり早い19:58にドアクローズになったのに、一向に動く気配がありません。キャストがオール子どもというエマージェンシーデモのビデオが放映され、20:13に客室乗務員さんがやってきて、「出発が少し遅れます。時間がわかりましたらまたお伝えします」と声をかけてくれましたが、何の前触れもなく20:19にプッシュバックが始まり、スモッグが悪化してほぼ完全に地表を覆い尽くして真っ白になった頃、20:23にタキシング。ちゃんと離陸できるのかなとちょっと不安になりましたが、長い順番待ちのあと、20:48にRWY34Lから離陸。まずはひと安心です。

イメージ 4 ▲機内では「夜宵」サービス。夜食の提供といったところでしょうか。

 瀋陽までは1,178km、予定飛行時間は2時間とのこと。巡航高度に達して機内が落ち着くと、「夜宵」の提供が始まりました。「夜食」というような意味です。麺とお粥からチョイスできるとのことで、僕は麺をチョイス。配膳されたのは、麺は麺でも焼きビーフンと「花巻(蒸しパン)」に白キクラゲと茎わかめのサラダ、チョコレートムースのようなデザートにフルーツで、なかなかのボリューム。ドリンクはホットインスタントコーヒーです。「辣椒醤(辛味噌)はいりますか」と聞かれ、ほしいと答えると、焼きビーフンの上にたっぷりとかけてくれ、濃厚な味を楽しめました。

 結局、瀋陽には所定では22:45に到着のところ、22:46にRWY24にランディング。飛行時間は1時間58分で、22:53に24番ゲートにスポットインし、ほとんど遅れずに到着することができました。エプロンはうっすらと雪に覆われており、見るからに寒そう。さっきまで暖かい上海にいたので、ひときわ寒さが身に染みそうです。早く帰宅してあったまろうっと。

イメージ 5 ▲瀋陽桃仙空港に到着。うっすらと新雪が積もっていて、見るからに寒そう。

イメージ 6 ▲24番ゲートにスポットインしたZH9722便。深圳航空初搭乗でした。