毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

宮城大崎の「伯楽星」(2016年月イチ日本・12月編;その12)

イメージ 3 ▲上海浦東までショートフライとながら夕食相当なのでしっかりとした食事ができます。

 2016年12月12日、サツマイモの芸術。

 さて、離陸から約30分というところで、ドリンクサービスが始まりました。午後から夕方にかけてのフライトなので、遠慮せずにアルコールをいただこうということで、来るときは茨城の「来福」でしたので、帰りはもう一つのチョイス、僕のお気に入りの宮城大崎市、東北新幹線古川駅の近くに蔵を構える「新澤醸造店」の「伯楽星」をいただきます。純米大吟醸。おいしい。

イメージ 1 ▲離陸約30分後からドリンクサービスがスタート。

イメージ 2 ▲宮城大崎の「新澤醸造店」が醸す「伯楽星」純米大吟醸、おいしいです。

 「せたが屋」の「鳥塩らーめん」にJALオリジナル・ビーフカレーと食べ続けておきながら、更に機内食の話をするのもなんですが(笑)、機内食の方は和食をチョイスしました。

 6つの枡に仕切られた朱塗りの箱に入っているのは、「汲み上げ湯葉豆腐」、「〆鯖」、「鶏辛味噌和え」、「香の物」、「合鴨ロースト 烏賊東寺揚げ」、そして「才巻海老のろう焼き」です。凝ってるなと感じたのは、「才巻海老のろう焼き」に添えられているサツマイモ。モミジの形に切られた鮮やかな黄金色のサツマイモを裏返してみると、紅葉したモミジの色に似たサツマイモの薄い皮に、あたかも本物のモミジの葉のように葉脈が刻み入れてあるではありませんか!芸が細かい!こういうの好き!

イメージ 4 ▲酒のつまみになりそうなおかずがたくさん。〆鯖なんかあるのもうれしい。

イメージ 6 ▲サツマイモの皮に刻み目を入れて、紅葉したモミジの葉を演出。

 メインの台の物は、「鰤大根」と「牛時雨煮」。富山の冬の味覚「鰤大根」を機内食で食べられるとはありがたい限り。肉厚のブリもほっこりと炊きあがったダイコンも、酒のつまみに文句なし。「牛時雨煮」の濃いめの味にごはんが進む。JALの機内食で出る竹皮で包まれた白いごはんはいつも本当においしいと感じます。これにワカメと油揚げのお味噌汁もついていて、おなかいっぱいだったはずなのに、ぺろりと感触。ごちそうさまでした。食後は熱いブラックコーヒーとハーゲンダッツのバニラアイスを食べてまったりします。

イメージ 5 ▲メインは富山の冬の味覚「鰤大根」と「牛時雨煮」。

イメージ 7 ▲食後はまったりとホットコーヒーとアイスクリーム。あまりまったりしてるともう着いちゃうかも。