毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

メトロポリタン・ナイトビュー(2016年月イチ日本・11月編;その12)

イメージ 1 ▲羽田空港国際線ターミナル113番ゲートは、17:20発北京行きJL025便、ドリームライナー。

 2016年11月13日、上喜元で上機嫌。

 羽田空港国際線ターミナル「江戸小路」にある甘味処「浅草梅園」のおしるこ、おいしかったなあ。今度は浅草の本店にも行ってみたいな。

 さて、17:20発の北京行きJL025便に乗り継ぎます。113番ゲートからの出発で、機材はレジJA-829JをつけたB787-8ドリームライナー。17時ちょうどに搭乗開始となり、マイレージでアップグレードしてあるので、ビジネスクラスの10番A席に着席します。泣きわめく子どもを2人連れた中国人の大家族がビジネスクラスに乗って来て、なんとなく不穏な感じがします(笑)。

イメージ 2 ▲11月も半ばとなり日は短くなって、早や真っ暗の中の国際線ターミナル。

イメージ 3 ▲東京都心の夜景がくっきり。東京タワーも東京ベイブリッジもよく見えます。

 17:15にドアクローズとなり、17:19にプッシュバックで17:23にタキシング。17:35にはRWY16Lから離陸し、順調な出発です。

 もう11月も半ばに差しかかり、夕方5時過ぎだというのに日はとっぷりと暮れ、眼下には東京の宝石箱のような夜景が広がります。東京タワーも東京ベイブリッジもよく見えます。

 北京行きJL025便のビジネスクラスは、「JAL SHELL FLAT NEO」のシートが2×2×2で並んでいて、「JAL SKY SUITE」シートとは違って個室のようなプライベート感はないけれど、まあ短中距離路線だからこれでも十分快適です。

イメージ 4 ▲お食事前のドリンクは日本酒を。山形酒田の「酒田酒造」の「上喜元」。

 離陸して小一時間ほどで、お食事前のドリンクのサービス。今回は夜のフライトだし、中国へ戻ればあまりいい日本酒は飲めないから、日本酒にしよう。山形酒田の「上喜元」と山口萩の「東洋美人」の二種類があったので、僕の好きな「上喜元」をいただくことに。山形酒田の昭和21年(1946年)創業の「酒田酒造」がつくる銘柄で、同じく酒田の「麓井酒造」の「麓井」とともに、僕の好きな山形の銘柄の一つです。そのよく冷えた純米大吟醸を機内でいただきます。

イメージ 5 ▲機内食には酒のつまみになるものが多くて、うれしい。

 今回、機内食の写真をほとんど撮っていないんですが、和食をチョイスしたところ、おかずには酒のつまみになるものがたくさんあって、ますますおいしく「上喜元」が飲めるではありませんか。6つに仕切られた箱の中には「鰊燻製 玉子焼き」「みつせ鶏蒸し」「海老と野菜の炊き合わせ」「柿博多」「サーモンたたき イクラ添え」「香の物」、どれもお酒に合います。得に「柿博多」とは、薄く伸ばした干し柿にバターや杏、柚子などを重ねて博多織に見立てた甘味のことで、今回の機内食ではバターでしょうかクリームチーズでしょうかがはさんであって、こういう甘味は実に酒に良く合う。添えてあるヤマクラゲのコリコリした食感がまたたまらん。
 
 ちなみにメインディッシュは「鯛かぶら蒸し」と「豚田楽味噌」でこれまたけっこうなお味。ごはんと味噌汁がついて、十分おなかいっぱいになります。デザートにはハーゲンダッツのバニラアイスにブラックのホットコーヒー。あ、でももう少しお酒もいただこうかしら。どうせ北京に着いたあとはホテルに入って寝るだけだし。

イメージ 6 ▲デザートはハーゲンダッツのバニラアイスにホットコーヒー。お酒もうちょっとほしいな。