毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

さすがに日本で積み込めば。(2016年月イチ日本・10月編;最終回)

イメージ 1 ▲敷紙が中国語の広告というのが味気ないけど、意外においしい中国南方航空の機内食。

 2016年10月6日、日本海上空ランチ。

 成田空港を離陸して25分後には、新潟市上空を通過して日本海上空へ抜けたCZ628便、時間は日本時間の14時15分頃。機内では、機内食のサーブが始まります。僕は先ほど、空港内でハムカツ定食と「燕三条系ラーメン旬香」フィーチャリングラーメンを食べたので、機内食なんてもう要りません。ムリムリ。見たくもない。と思っても、食べたくなるのが人情というものですね、ハイ。

 さて、今回の機内食は、さすがにビジネスクラスだけあって、陶器のお皿にきれいに盛られて配膳されます。メインディッシュは、牛肉の甘辛ソース添えにパプリカを添えたものと、厚揚げとチンゲンサイの和風煮物。前菜には、チキンのローストにサーモンの手まり寿司、玉子焼き、クコの実が入ったホウレンソウのサラダ。それに桜そばと温めたパンが添えてあって、なかなかボリューミー。ボリューミーなだけではなく、たぶん成田で調製して積み込むので、ちゃんと日本的な味付けでおいしんです!唯一の欠点があるとするならば、トレーに敷いてある中国南方航空の広告の紙。これではまるでファストフード店なので、やめたほうがいいと思います。

イメージ 2 ▲前菜はチキンのロースト、サーモンの手まり寿司、玉子焼き、クコの実入りホウレンソウのサラダ。

イメージ 3 ▲メインは片栗粉を絡めてとろりと炒めたビーフの甘辛ソース添え。

イメージ 4 ▲食後のデザートにはフルーツとラズベリーのムース。

 食後のデザートにはフルーツとラズベリーのムースが並べられ、ドリンクはいつものインスタントコーヒーをブラックで。このコーヒーをもうちょっとまともなものにしてくれたらいいのになといつも思うけど、中国人は基本的にコーヒーを飲まないからなかなかそうはいかんのでしょう。

 食後のまったりした時を過ごしていると、やがて機窓からは陸地が見えてきました。日本時間の15時10分頃のことです。ロシア沿海地方の海岸線が長くのびています。

 このあたりからロシア上空に入り、吉林省を経由して瀋陽を目指し、15時ちょうど、瀋陽桃仙空港RWY06にランディング。飛行時間は2時間12分でした。15:07に31番ゲートにスポットインして、今回の国慶節(建国記念日)の連休の一時帰国の旅は終了してしまいましたとさ。

イメージ 5 ▲ダニリチェンコヴォ(Данильченково)近くを流れるチェルナヤ川の河口が見えます。

イメージ 6 ▲ラゾ地区のヴァレンチン(Валентин)の町の海岸線。岬が突き出してますね。