毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

関東秋晴れフライト(2016年月イチ日本・10月編;その22)

イメージ 2 ▲成田空港13:25発の瀋陽行きCZ628便は11番Aゲートから。

 2016年10月6日、あいかわらずがっかり。

 さて、それそろ出国審査を通って搭乗待合室へ前進しよう。これから乗るのは13:25発の瀋陽行き中国南方航空CZ628便。第1ターミナル11番Aゲートからの出発です。この日の機材は、レジB-2282をつけたA321-200です。

 客室乗務員は乗客より免税品購入優先で買い物に忙しく、搭乗開始時刻になってようやくゲートへ戻って来る客室乗務員もいたりして、このあたりが中国系航空会社のあいかわらずがっかりなところ。

イメージ 1 ▲中国北方航空時代から飛んでいるレジB-2282のB321-200。

 12:55にボーディングが始まり、乗客は続々と機内へ。国慶節(建国記念日)の連休も終わりですから、中国へ戻る中国人旅行客で満席です。搭乗してみると、機内はかなり古い感じ。この機材は中国北方航空時代の2002年から飛んでいる機材で、それほど古いわけでもないのですが。僕は12席あるビジネスクラスの3番K席に着席。ビジネスクラスには結局8人が乗り、僕の隣の3番H席はさいわい空席のままでした。

イメージ 3 ▲右は利根川、左の細いのは新利根側。手前の橋は圏央道神崎IC、奥の橋は県道107号線神崎大橋。

イメージ 4 ▲中央あたりは宇都宮貨物ターミナル駅、右のレースコースみたいなのは日産自動車栃木工場。

 13:20にドアクローズとなり、すぐにプッシュパックを始めて、13:29にタキシングと、ここまでは実にするするといきましたが、RWYエンドに着いてから、デルタ機の到着待ちでかなり待たされ、13:48にようやくRWY34Lから離陸できました。

 南から北への離陸になったので、CZ628便はそのまままっすぐ飛び続けます。右には利根川と利根川を渡る圏央道、その左には新利根川とその奥には霞ヶ浦の南端。そのまた奥には鹿島灘が広がっているのも見えます。そこから更に7分ほど北上すると、レースコースのような長楕円形の土地が見えて、これは日産自動車栃木工場。その西に広がっているのはJR宇都宮貨物ターミナル駅で、その北には雀宮駅、南には石橋駅があるはずです。東北新幹線と東北本線を東西に横切って跨いでいるのは北関東自動車道ですね。フライトは既に進行方向を北西に変えています。

 それから約15分で海岸線を跨ぎ、海上に出たのは、日本海。信濃川の河口を遠くに見ながら、新潟大学の上空あたりから日本海へ抜けたようです。このあと欧州航路をしばらく北上することになります。

イメージ 5 ▲新潟市西部の海岸線を眺めながら日本海上空へ抜けます。