毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ふくしまスイーツ満喫!(2016年月イチ日本・10月編;その13)

イメージ 2 ▲「フルーティアふくしま4号」の車内で、和梨とブドウのタルトとモンブランに舌鼓。

 2016年10月2日、磐梯山よりふくしまスイーツ(花より団子的に。)。

 駅員さんたちが掲げる「いってらっしゃい」」の横断幕に見送られて、15:06発の郡山行き普通列車1234M「フルーティアふくしま4号」は、定刻に会津若松駅を発車しました。いよいよ「スイーツセット」タイムです。僕たちは2人用ボックスシートを指定されていたのですが、隣の4人用ボックスシートが空いたままだったので、発車前にアテンダントさんが「こちらに移ってもよろしいですよ~」と行ってくれて、ゆったりと過ごせるようになりました。

 「フルーティアふくしま」の指定券類は、駅の「みどりの窓口」などでは販売されてなくて、「福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツ(2品)」とホットコーヒーなどのドリンク類をセットにした「スイーツセット」と乗車券と指定券がセットになった旅行商品を購入しなければ乗車できません。JR東日本の「びゅう予約センター」に電話して予約しなければならないのですが、電話がつながりにくく、時間がかかるというのがちょっと難点でしょうか。

イメージ 5 ▲磐梯町~翁島にかけての山中を走る車窓は、まるで本当に森のカフェにいるみたい。

イメージ 4 ▲この日は文句なしにスバラシイ会津磐梯山。みごとな車窓が続きます。

 発車してまもなく、さっそく待望のスィーツをアテンダントさんが運んできてくれました。「走るカフェ フルーティアふくしま」のシールで封印された白い小箱、福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツの登場です。

 「フルーティアふくしま」のスイーツを手がけているのは、フルーツの「おいしさのピーク」を楽しんでもらうために、旬の産地からの選び抜き、熟度を管理したフルーツだけを使用した手作りデザートを提供している郡山市内に本店を構える「fruits peaks」さん。果物王国ふくしまが育んだ旬のフルーツなどを贅沢に使い、パティシエが心を込めて作り上げたスイーツが、「フルーティアふくしま」の車内で楽しめるのです。

イメージ 1 ▲アテンダントさんによって運ばれてきた白い小箱。

イメージ 3 ▲中から出てきたのは、二つのスイーツ。おいしそう!

 白い小箱の中からは、スイーツが二つ登場。わあ、おいしそう!和梨とブドウのタルトとモンブランですよ。

 ドリンクは、ホットコーヒーと「JAふくしま未来」の果汁100%のストレートの桃ジュース「福島 桃の恵み」をいただけます。アイスティーとアイスコーヒーは1号車のカフェカウンターでおかわり自由です。車窓に続く会津磐梯山の美しい車窓はしばしそっちのけにして、ふくしまスイーツで花より団子といきましょう。うーーん、おいしい~。

 そして、アイスコーヒーおかわりついでに、1号車のカフェカーを見学。 

 おお、ゆるい曲線を描くすっごく長いカウンターがほぼ車内いっぱいにのびていて、車内両端近くにはカウンタースタンドもあります。シートも6席ほどあって、こちらで静かに「カフェの旅」を楽しむこともできそう。カフェカウンターでは、福島県内のお菓子や酒類、「フルーティアふくしま」オリジナルグッズなどを購入することができます。

イメージ 6 ▲長いカフェカウンターが車内を占める1号車。

イメージ 7 ▲運転席後ろのかぶりつきスペースも広々としています。

イメージ 8 ▲運転席後ろから後方を望む。カウンターには車内販売品が並んでます。