毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

レトロな七日町通りをまち歩き(2016年月イチ日本・10月編;その10)

イメージ 4 ▲レトロな七日町通りでも際立つ、360年の歴史を持つ「白木屋漆器店」の「土蔵造り」の店舗。

 2016年10月2日、會ベーグル。

 それでは、七日町駅から、レトロな七日町通りを東へ向かって、まち歩きスタート!

 七日町通りに面した駐車場には大型バスも次々にやってきて、ツアー客も大勢まち歩きをして楽しんでいます。江戸時代以来の旅籠、問屋通りの面影を残した建物が並び、のんびり散策するのにはもってこいですね。ただ、七日町通りの道そのものは狭く、片道一車線ずつで、路線バスなど大型車両も頻繁に行き交い、歩道も決して広くはないので、歩くには注意が必要です。子ども連れなどは特に気をつけましょう。

イメージ 2 ▲七日町通りの西から東を望む。「長門屋」は会津駄菓子の老舗。

イメージ 1 ▲「長門屋」の創業は1848年(嘉永元年)。七日町店は2007年にオープン。

 惹かれるのは古い建物ばかりではありません。通りかかった足がふと止まったのは、大きなハンバーガーのイラストの前。「AIZU BURGER LUCKY SMILE」と書いてある。ワタシはこのようなお店で重量級のバーガーが食べてみたい(^^)。

 汗ばむ陽気の中、こんなふうにのんびりと歩き、もうかれこれ会津若松駅へ向かう「野口英世青春通り」との交差点が近づいてきたころ、左側に大きな洋館がありました。これは慶安年間(1648年~1651年)創業、360年の歴史を持つ「白木屋漆器店」の、1914年(大正3年)竣工の「土蔵造り」の店舗。ルネッサンス様式を取り入れた会津初の洋風建築で、店舗と資料展示館になっているので、時間があればゆっくり見学してみたかったです。

イメージ 3 ▲こういうバーガー店で重量級バーガーにかぶりつきたい。

 七日町通りから「野口英世青春通り」にぶつかって左折し、会津若松駅方向へ進みますが、実は今回立ち寄りたかったお店が、この「野口英世青春通り」沿いにあるんです。

 それは「會ベーグル(Ai Bagel & Coffee Stand)」というベーグル屋さん。

 生地は国産小麦100%使用で、油脂・卵・乳製品・食品添加物不使用で、プレーンベーグルの材料は小麦、砂糖、塩、パン酵母と水だけだという、もちもち感たっぷりで香り豊かな小麦の味を楽しめる手作りベーグル。一度食べてみたかったんです。イートインコーナーもあるので、ドリンクとともに店内でベーグルを食べることもできるんですが、今回はお持ち帰り。プレーン、会津米粉、レモンピール、クランベリーなどを買って帰って食べました。ホントにもっちりしてて、おいしかったです。また食べたいよ。

イメージ 6 ▲「野口英世青春通り」。英世が手術を受けた病院などがありゆかりが深いのだとか。

イメージ 5 ▲ベーグルそのものの写真がなくて申し訳ないけど、「會ベーグル」、おいしい。