毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

磐越西線をゆく。(2016年月イチ日本・10月編;その5)

イメージ 1 ▲「磐越三美人湯」の一つ、磐梯熱海温泉への入口・磐梯熱海駅。

 2016年10月1日、会津磐梯山。

 快速3239Mは15:46定刻に郡山を出発し、喜久田、磐梯熱海と停車。「熱海」と称するくらいですから、開湯800年、郡山の奥座敷・磐梯熱海温泉がありまして、月岡温泉、いわき湯本温泉とともに「磐越三美人湯」の一つだそうです。

 ここで、会津若松からの普通列車1234Mと交換し、16:04に発車。ここからは山の中へ分け入っていき、最大23.8パーミルの上り勾配を進みながら中山峠を越え、猪苗代湖畔へ抜ければ、右側の車窓には、稲刈りを待つ稲穂の海の向こうに会津磐梯山が見えてきました。おっと、残念ながら山頂は雲に覆われていますね。そして16:23、猪苗代到着です。

イメージ 2 ▲山越えをして猪苗代町へ抜けると、右側には会津磐梯山。

イメージ 3 ▲猪苗代湖の北側にある猪苗代駅に到着。

 猪苗代駅の隣駅・翁島駅を通過すると、次の磐梯町駅までは駅間が10.1kmもあり、並走する県道7号線はほぼ直線で突っ切っているのに、線路は右に左に急カーブを繰り返します。急勾配を乗り越えるためにそうなったのでしょう。なので、この区間では会津磐梯山が右に見えたり左に見えたりします。この頃には山頂にかかっていた雲も少し切れ、会津磐梯山の山頂が見えるようになりました。最高のお天気で、会津磐梯山も美しい!

 磐梯町駅では、交換列車待ち。反対側からすぐにやってきたのは、「あかべぇ」塗装の普通列車1236M。こちらも同時発車で、あと14分走れば終点会津若松です。

イメージ 4 ▲まもなく磐梯町駅という頃には、山頂が見えるように。

イメージ 5 ▲磐梯町駅で「あかべぇ」塗装の1236Mと交換。