毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

元宵節なので、湯圓を。

イメージ 1 ▲今日は「元宵節」なので、「湯圓」を食べます。

 今日2月11日は、旧暦1月15日ということで、日本で言えば旧暦の小正月、こちら中国では「元宵節」といいます。日が暮れると、街じゅうで爆竹や花火の音が鳴り響き始め、我が家の目の前でも爆竹がひっきりなしにはじけています。

イメージ 3 ▲スーパーで山積みになって売られていた「湯圓」を買ってきました。

イメージ 2 ▲「豆沙元宵」、小豆餡のですね。1kgあたり25.6元(=約423円)。

 「元宵節」には「湯圓」を食べます。もち米で作る餡入り団子で、スーパーでは手作りのものから冷凍ものまで、様々なメーカーの様々な餡の入った「湯圓」が山積みになって売られています。今日近くのカルフールに買い物に行ったときに僕も小豆餡のものを少し買ってきて、晩に食べました。

 真っ白いもち団子が熱湯の中でで茹でられて踊るさまを天に輝く満月に見立て、家庭が団欒円満でありますようにと願いを込めて、団欒円満の意の「団圓(tuanyuan)」と音が似ている「湯圓(tangyuan)」を食べるのだとか。

 茹でたての「湯圓」は、もちがツルリとしていてのどごし良く(熱いので気をつけて!)、中の餡は小豆餡にゴマ餡も混ぜてあるようで、甘さ控えめのなんとも優しい味。

 さあ、これでお正月気分からも卒業です。中国ではいよいよ本格的に2017年が始動します!

イメージ 4 ▲ツルリとしたもちの中にとろりとした餡が入っていて、やさしいおいしさです。