毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

タムダオ・ディナー(夏の旅、北へ南へ時々台風;その73)

イメージ 2 ▲3km弱の坂道を上り終えたあとの冷えた「ハノイ・ビール」ほどうまいものはない。

 2016年8月28日、スス。

 タムダオ集落にあるレストラン「Nhà Hàng Thu Hằng」で晩ごはんを食べます。

 標高が高くそれほど暑くないとは言え、坂道を1時間もかけて歩いて上ってきたので、喉の渇きはもはや辛抱できないほど。まずは冷たいビールだ!というわけで、テーブルに運ばれてきたのは「ハノイ・ビール」。しかも缶じゃなくてボトル・タイプですね。よく冷えてます。あーー、ウマイ!タムダオで冷えたハノイ・ビール、最高だ!!

イメージ 1 ▲たぶん今まで缶のしか飲んだことなかったから、瓶入り「ハノイ・ビール」は初めて。

 お料理は、まずは、ここまで歩いて来る道すがら、斜面にびっしり植えられていた、ここ特産の野菜「su su」をいただきましょう。「su su」は日本の「ハヤトウリ」のことで、タムダオの斜面という斜面が「su su」の畑になっています。さっそく地元特産の「su su」の茎と葉をニンニクを加えてシンプルに炒めたお料理をいただきます。シャキシャキして、塩味もニンニクの香りもバツグンで、おいしい~~。ビールに合う~~。

イメージ 3 ▲地元特産の「su su」の炒め物。シャキシャキしててバツグンにおいしい。

 それから、2014年のクリスマスに初めてプライベートでハノイに旅行に来たときに食べてハマった「măng(タケノコ)」の炒め物をリクエストし、これがまたビールに合うのよ~。

 そして、トウモロコシの素揚げもビールのつまみとしてどんどんいけちゃいます。案内してくれてる友人のハンさんによれば、「タムダオはポークソテーも有名です」とのことで、さいの目切りにした豚肉を炒めたのが新鮮なハーブ野菜の上にどっさり載ったのが出て来て、味も食べ応えも大満足。最後に主食は「su su」の茎と牛肉を入れた焼きそばが登場して、これまたすっごいおいしかった!

イメージ 5 ▲最高に気に入ってる「măng(タケノコ)」の炒め物。

イメージ 4 ▲トウモロコシの素揚げ。ビールに合い過ぎ。

イメージ 6 ▲豚肉の炒め物。これまたビールに合うんだわ。

イメージ 7 ▲〆めは焼きそば。細くてちりちりした麺がなんともウマイ。

 飲んで食べて飲んでるうちに、いつしか日も暮れ、あたりは真っ暗に。標高約900mのタムダオ集落、日が暮れて風はますますひんやりとし、爽やかなことこの上なし。

 タムダオ集落には多少の街の明かりがありますが、歩いて上ってきたあの3km弱の道は、おそらく今は真っ暗で、歩いて下るのはちょっとなんだろうということで、ハンさんがレストランの人にお願いしてくれて、レストランの自家用車でホテルまで送ってもらうことになり、無事ホテルへ帰着。こうしてタムダオの初日が暮れたのでした。

イメージ 8 ▲食べて飲んで食べて、気がつけばとっくに日は暮れて、明かりが灯ったよ。

イメージ 9 ▲レストラン前から見渡したタムダオ集落の中心部。