毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

天空のプール(夏の旅、北へ南へ時々台風;その71)

イメージ 2 ▲「Tam Dao Belvedere Resort」のプールは「天空のプール」。新婚さんに大人気。

 2016年8月28日、ひたすら上り坂。

 「Tam Dao Belvedere Resort」の部屋に荷物を落ち着けて、まずはプライベート・バルコニーでお茶を一杯。うーーん、涼しくて清々しくて爽やかで、いい気分!

 さっきまで時折見えていたヴィンイエンの街は、手前から湧き上がる真っ白な雲と霧に再び閉ざされ、そしてまた姿をちらりと見せることの繰り返し。天空の避暑地のこのバルコニーから、そんな雲と霧の動きを飽かず眺めていることができます。

イメージ 1 ▲風にあおられるのか、谷底から天空へ湧き上がる雲と霧。

 さて、時刻はもうすぐ午後5時になろうかというところ。そろそろ食事に出かけよう。

 我々の宿泊棟はいちばん奥まったところにあるので、敷地を出る門へ行くまでに必ずレストラン棟やフロントデスク棟の前を通ることになるわけですが、ちょっとレストラン棟に寄ってみよう。そしたら、ああ、ありましたありました、ホテル紹介サイトなどで必ず取り上げられている、プールがありました!しかもちょうど新婚さんがこのプールで記念撮影中です。

 このプール、宙に浮いた水面の上に立っているかのような写真が撮れるので、結婚記念の写真を撮る場所として人気なんだそうです。うん、確かに、新婚さんがプールのへりに立ってポーズをきめてるけど、向こう側に落ちそうでなんかヒヤヒヤするなあ。

イメージ 3 ▲ドレスの裾が水に浸かってるけど、いいのかな。

 プールに隣接して張り出したレストランのバルコニーから周囲を見回すと、うむ、周囲は山、山、山ばかりで、斜面に貼り付くように家々が点在しているという感じ。そして、確かに我々のホテルがあるのは、集落のいちばん下の方で、斜面はまだまだずっと上の方へと続いています。ハンさんによれば、上の方へ向かって3kmほど行くとタムダオ集落の中心部があり、そこにはレストランなどがあるので、晩ごはんが食べられるとのこと。これから3km歩くのか!とほほ……

イメージ 4 ▲茶色の屋根はホテルの一部。プール脇のレストランのバルコニーから右方向の眺め。

イメージ 6 ▲幹線道路とホテルへの道との合流点。左側を奥へとのびる道路をこれから3kmほど歩きます……

イメージ 5 ▲斜面にへばりつくように建物が点在。ホントこのへんはまだ下の方なんだ……(涙)

イメージ 7 ▲というわけで、だいぶ上がってきたのがわかるでしょうか。黄色い建物が目印よ。