毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

スカルノ・ハッタ国際空港(夏の旅、北へ南へ時々台風;その64)

イメージ 1 ▲レジPK-LKFをつけたライオン・エアのB737-900。

 2016年8月26日、大行列。

 わずか一泊、滞在半日のジャカルタから、08:20発の香港行きCX718便で出発します。

 CX718便はターミナル2のD3番ゲートからの出発ですが、さすがに今の国際情勢などを反映してセキュリティチェックは厳しく、ちょっと緊張しました。

 この日のCX718便はレジB-LBHをつけたA330-300で、07:55に搭乗して42番A席に着席。この機材は、フルフラットにはならない古いタイプのシートが2×2×2で並ぶビジネスクラスが前方に4列あり、5列目から後ろが全部エコノミークラスになっている227人乗り仕様の機材です。僕の42番A席は、ビジネスクラスの後ろの、2番目のドアとの間にエコノミークラスが4列(39番~42番)だけある区画の最後列で、こぢんまりとまとまった感じがして少し落ち着けそうです。

イメージ 2 ▲どこかから飛んで来たライオン・エアのB737-900(レジPK-LGL)。

 08:13にドアクローズになり、08:20にタキシングが始まりました。ジャカルタから香港までは3,254km、所要時間4時間20分とのこと。香港まででも遠いなあ……

 しかも、朝の出発ラッシュか、かなりの行列ができて、なかなか離陸できません。そのぶん、RWY25Rを離発着する飛行機をたくさん観察することはできましたが。

イメージ 3 ▲どこかへ出発していくライオン・エアのB737-900(レジPK-LFF)。

イメージ 4 ▲どこかから飛んで来たスリウィジャヤ航空(←発音しにくい)のB737-500(レジPK-CLC)。

イメージ 5 ▲やっとフラッグキャリアのガルーダ・インドネシア航空のB737-800(レジPK-GNP)。

イメージ 6 ▲どこぞから飛んで来たタイガー・エアのA320-200(レジ9V-TAE)。

 インドネシアの航空会社というと、フラッグキャリアのガルーダ・インドネシア航空かインドネシア・エアアジアぐらいしか知らなかったのですが、こうして眺めていると、「ライオン・エア」のフライトが妙に多いですね。「ライオン・エア」は、ジャカルタを本拠とするインドネシアのLCCのようですね。なんとも発音しにくい「スリウィジャヤ航空 (Sriwijaya Air)」も、スマトラ島を本拠とするインドネシアのLCCらしいです。「タイガー・エア」はシンガポールのLCCですが、系列の「タイガーエア台湾」は日本各地にも就航しているので、見知っている方もいらっしゃるでしょう。

イメージ 7 ▲赤茶色の屋根のターミナルビルを眺めながら、ようやく離陸。

 タキシングを始めてから30分近く経った08:49、RWY25Rからようやく離陸。次にジャカルタへ来られるのはいつかなあなどと考えていると、すぐに右旋回。西へ向かって離陸したので、針路をぐるりと変える必要があるわけです。

 湿地のような田んぼのような、海抜が低くて平べったい大地を眺めながら針路を北東にとり、離陸3分後にはジャワ海上空へと抜けました。いい天気ですね~。

イメージ 8 ▲湿地でしょうか、田んぼでしょうか……

イメージ 9 ▲空港の北方、シサダン川沿いのタンゲラン市Suka Bakti地区。左の橋は 「Raya Kali Baru」通り。

イメージ 10 ▲ジャワ海上空へと抜けました。