毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

初めての南半球(夏の旅、北へ南へ時々台風;その59)

イメージ 3 ▲自分の乗ってる飛行機が赤道を超えた瞬間。

 2016年8月25日、降りるのが惜しい。

 ジャカルタ行きのJAL725便、ボルネオ島上空を北東から南西へと横切るように順調に飛行を続けています。ジャカルタまではあと残り1時間といったところです。

 「JAL SKY SUITE」のシートが並ぶビジネスクラスのキャビンは、乗客がそれほど多くないこともあって、静かにまったりと時間が流れていますが、そろそろ降機の準備にとりかからねばならないかもしれません。

 そして、日本時間の17時10分、成田空港を離陸して5時間半ほどが経過した頃、JAL725便はついに赤道を越え、南半球へ入りました。シートテレビのフライトマップに表示される現在位置の緯度が北緯から南緯に変わり、僕にとってはこれが初めての南半球。感動です。

イメージ 1 ▲互い違いに並んで全席通路アクセスの「JAL SKY SUITE」シート。

イメージ 2 ▲隣席が空席のままだったのでパーティションを下げて広々ゆったりと。

 そしていよいよファイナルアプローチ。海岸線に沿った湿地帯のように見える陸地が見えてきたかと思うと、眼下には低い建物が密集する一帯が広がり、現地時間16時17分(日本時間18時17分)、スカルノ・ハッタ国際空港のRWY25Rに着陸しました。成田空港からの飛行時間は6時間43分で、僕がこの数年飛行機に乗った中では最も長いフライトになりましたが、「JAL SKY SUITE」に乗れたおかげで、快適な機内を過ごすことができました。

イメージ 4 ▲ファイナルアプローチ。湿地帯のような陸地が見えてきました。

イメージ 5 ▲低い建物がぎっしり並ぶ、空港の東に隣接するエリア。

 初めてやってきたスカルノ・ハッタ空港、ターミナルビルは茶色い瓦葺きのように見える屋根の低い建物です。タキシング中の機窓からは、15:00到着のアブダビからのエティハド航空EY474便や、羽田から15:55に到着したNH855便などが見えます。NH855便は、レジJA-882Aをつけた真新しいB787-9、EY474便は、「2016F1アブダビ・グランプリ」のロゴが入ったレジA6-EYJをつけたA330-200です。

 JL725便は、数分のタキシングの後、ターミナル2Dにスポットイン。南半球に最初の一歩を記します。

イメージ 6 ▲ANAやエティハド航空の飛行機を眺めながら、まもなくスポットイン。

イメージ 7 ▲降りるのが惜しいぐらい快適だった「JAL SKY SUITE」のキャビン。