毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

沖縄を飛び越えて(夏の旅、北へ南へ時々台風;その58)

イメージ 5 ▲気がつくと見えてきたのは伊平屋伊是名諸島の島々。これは伊是名島。

 2016年8月25日、マリンブルー。

 機内食を食べ終わっても、離陸してからまだ1時間半ぐらいしか経っていない。これが東京~北京便なら、このあと機内販売が忙しく機内を回って、そうこうしているうちに高度を下げ始めるという感じですが、ジャカルタ行きならまだまだ飛行時間はたっぷりあり、食事が終わっても慌ただしさはゼロ。まったりとした食後のけだるい時間がやってきます。

 ずっと太平洋の洋上飛行が続いていますが、ふと気づくと、機窓から島が見えています。離陸から2時間弱が経った頃でしょうか。雲が散り散りに浮かんでいるのでよく見えないところもありますが、いくつかの島が並んでいるようです。

イメージ 1 ▲離陸から2時間弱。ふと気づくと右側の機窓から遠くに島々が。
 
 これはどうも、与論島の西、沖縄本島の北西に浮かぶ伊平屋伊是名諸島(伊平屋島、伊平屋島、野甫島、具志川島、伊是名島、屋那覇島)のようです。諸島のいちばん北にある伊平屋島は、美ら海水族館がある本島の本部半島から41km離れていて、沖縄県の有人島としては最北の島だそうです。本部半島からわずか41kmってことは、もう沖縄本島の真上あたりを飛んでるのかしら?

イメージ 2 ▲島の様子がよく見えてきました。沿岸のマリンブルーが美しいね。

イメージ 4 ▲真ん中の小島は具志川島、その向こうは野甫島。野甫大橋でつながっているのが右端の伊平屋島。

イメージ 3 ▲大きい方の島が伊是名島、左の小さいのが屋那覇島。

 そしたらやはり、真下に沖縄本島が見えてきました。美ら海水族館や瀬底島がある本部半島、今帰仁村、本部町、名護市の上空を飛行中です。フクギ並木のある備瀬崎から今帰仁村の中心部にかけての海岸線のマリンブルーが美しいですね。

イメージ 6 ▲真下に本部半島が。上の方に浮かぶ島は瀬底島。右上の岬は備瀬崎。

イメージ 7 ▲瀬底大橋で結ばれた瀬底島、本部町の中心がなどがくっきりと見えてます。

イメージ 8 ▲本部半島の南側の付け根のあたり、名護湾に面した21世紀の森ビーチの美しい曲線が見えます。

 それから飛ぶこと更に3時間、次に眼下に見えてきた陸地は、フライトマップによれば、ボルネオ島の上空。西海岸に沿ってブルネイをかすめて南下し、海岸沿いに見えている集落はマレーシアのサラワク州ビンツルのあたりでしょうか。もう少し南下すれば、インドネシアに入りそうです。いや~、ずいぶん飛んで来た感じがしますね~~。

イメージ 9 ▲ボルネオ島上空。マレーシア、サラワク州ビンツルの街が海岸に広がってます。