毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

色褪せた太陽のアーク(夏の旅、北へ南へ時々台風;その52)

イメージ 4 ▲羽田から青森空港に到着してスポットインするJAL145便。

 2016年8月24日、夏雲と八甲田。

 青森の実家で数日過ごし、次なる出立のために、再び青森空港へやってきました。この日の青森地方、気持ちの良い夏空が広がる、暑い一日です。

 暑いながらも気持ちがよいので、まずは展望デッキで風にあたりましょう。青森空港は市内よりも高台にあるので、少し気温が低く、緑に囲まれて、ちょっとばかり高原気分を味わえなくもないです。

 と、そこへ14:18、RWY06から飛行機が着陸。羽田からのJAL145便ですね。

イメージ 2 ▲RWY06に着陸してT3誘導路に入る羽田からのJAL145便。

 この日のJAL145便は、レジJA-328JをつけたB737-800。着陸すると急速に減速して、ちょうどターミナルの前にあるT3誘導路からこちら側に入ってきます。

 スポットインしたJAL145便は、乗客を降ろし、機内整備を行って、折り返しは15:10発の羽田行きJAL146便ですが、今回僕が乗るのはこれではありません。

イメージ 3 ▲折り返しは15:10発羽田行きJAL146便。

 展望デッキからいちばん北側のスポットをよく見ると、そこにも一機、小さい飛行機が停まっていました。あら~、JALの太陽のアーク塗装のままの飛行機ですが、太陽のアークの太陽色が妙に色褪せちゃって、なんかみすぼらしい感じです……色褪せた太陽のアークの下には、「JA203J」とレジが記されています。ジェイ・エアのボンバルディアCRJ-200です。ちなみに、この機材は2017年1月にジェイ・エアの登録は抹消となり他社へ移籍しています。

イメージ 1 ▲色褪せた太陽のアーク塗装のままのジェイ・エアのボンバルディアCRJ-200。

 今回乗るのはこの色褪せた太陽のアーク機。14:50発の大阪伊丹行きJAL2154便です。

 14:35に搭乗が始まって、1番K席に着席。50席の機内は満席で、14:49にドアクローズとなり、プッシュバックなしの自走で14:55にタキシングを始め、15:02にRWY06から離陸。八甲田連山北麓から続く深緑を見下ろす夏空へ向けて飛び立ちましたが、この日の八甲田連山は裾野の広がりはよく見えていますが、半分から上は夏雲の中に隠れて、全容を見ることができなかったのは残念。

イメージ 5 ▲羽田行きJAL146便に別れを告げて、青森空港を出発します。

イメージ 6 ▲RWY06から北へ離陸。右手には八甲田連山、夏雲の中でした。