毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

長崎へ。(夏の旅、北へ南へ時々台風;その24)

イメージ 1 ▲長崎行きのJAL605便は、眼下にD滑走路を見ながら一路長崎へ向けて離陸しました。

 2016年8月18日、久しぶりの長崎空港。

 台風7号絡みの大雨によるダイヤ混乱の中、前日のうちになんとか東京入りできたので、この日も朝から計画どおりに旅を続けることができます。

 この日は、羽田空港07:40発の長崎行きJAL605便で出発します。羽田では沖停めだったので、86番ゲートからバスで33番スポットまで向かい、搭乗。写真は撮れなかったけど、この日の機材はレジJA-316JをつけたB737-800。16番K席に着席してみれば、機内はほぼ満席。定刻の07:40にドアクローズとなって、07:53にRWY16Lから離陸しましたが、すぐに雲の中に入り、離陸直後から雲上飛行が続きました。

イメージ 2 ▲岡山県津山市上空を飛行中。蛇行する川は吉井川。

 巡航高度38,000フィートで順調に飛行を続け、離陸後40分ほど経った8時半過ぎに眼下の雲がほとんどなくなり、地上の景色が楽しめるようになりました。

 08:40頃、機窓右側の眼下には、岡山県津山市の市街地が広がりました。急なカーブを描いて蛇行しているのは吉井川で、そこへ加茂川、横野川が合流しているのがよくわかります。

 それから20分ほどして見えてきたのは、本州最西端、下関の街。下関駅もよく見えます。そして眼下の景色は本州から九州に変わり、海岸近くに滑走路が延びているのは航空自衛隊芦屋基地。それからすぐに、海の中道から続く志賀島もくっきりはっきりです。

イメージ 3 ▲本州最西端・下関上空。左下隅あたりが下関駅ですが、わかるでしょうか。

イメージ 4 ▲眼下は本州から九州となり、滑走が見えるのは航空自衛隊芦屋基地。

イメージ 5 ▲奥の方が砂洲でつながる陸繋島・志賀島。

イメージ 6 ▲こちらはその手前の海の中道、西戸崎。

 このあたりから針路を南に向け、玄界灘から有明海へと抜けます。有明海へ抜ける直前、不思議な形に蛇行する川を発見。肥前山口から長崎本線と佐世保線が分岐したあたりのようですが、まるでスペードの形のように蛇行しています。六角川という川のようです。

イメージ 7 ▲不思議な形に蛇行して流れる六角川。

 そして雲仙の間を抜けて、長崎空港へ向けてファイナルアプローチ。いやー、素晴らしいお天気ですね。きれいで美しい青い海も存分に楽しめます。左側の席だったら雲仙をじっくりと眺めることができたでしょう。

 天草灘を南西に下ってから右へターンし、諫早市街地を遠望しながら、どんどん高度を下げていき、長崎空港には、RWY32に09:24に着陸しました。飛行時間は1時間31分でした。

イメージ 8 ▲諫早市有喜町の集落と有喜漁港がくっきり。ひときわ水が美しそうなのは「有喜UKIビーチ」。

イメージ 9 ▲諫早市街地を遠望しながら高度を下げます。

イメージ 10 ▲着陸直前に見えた白い塔は、大村市妙法寺の仏舎利塔。

 長崎空港、ものすごく久しぶりにやってきました。長崎空港を利用するのは、なんと2005年2月25日以来、11年半ぶりではないか(そのときの記事はコチラ。)。

 タキシングする機内からは、オープンスポットに停まってちょうど搭乗が行われているオリエンタルエアブリッジのボンバルディアDHC-8-200が見えました。レジはJA-801Bをつけていますね。東日本にいたのではお目にかかれない飛行機なので、新鮮です。09:35発の五島福江行きORC071便でしょうか。

 こちらのJAL605便は、09:28に6番ゲートにスポットイン。このあと、佐世保駅前直行のジャンボタクシーで、佐世保市内へ向かいます!

イメージ 11 ▲11年半ぶりにやってきた長崎空港。

イメージ 12 ▲レジJA-801Bをつけたオリエンタルエアブリッジのボンバルディア機。五島福江行きかな?