毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

台風7号接近中(夏の旅、北へ南へ時々台風;その21)

イメージ 2 ▲本降りの雨が朝からまったく止む気配のない青森駅で出発を待つ特急「つがる4号」。

 2016年8月17日、行くの?行かないの?

 北への旅を終えて青森の実家でまったりし、次は南への旅へと出発します。

 せっかく時間に余裕のある夏休みなので汽車旅もしなくっちゃと、やってきたのは昼過ぎの青森駅。前日から強い雨が止むことなく降り続いていて、実はもう各線で大雨のための運転見合わせが出ています。青森県内にはさほど影響は及んでいませんが、南東北から関東にかけてはだいぶ動いていないようです。これから僕が向かう方面も止まっていますが、山形新幹線(福島−新庄間)と奥羽線の福島−米沢間が正午ごろまで運転を見合わせるということなので、僕が行く頃には動いていることでしょう。

イメージ 1 ▲青森ベイブリッジと特急列車。この組合せを見せられるのは今や特急「つがる」のみ。

 これから乗るのは、青森駅12:42発の2044M特急「つがる4号」秋田行き。青森駅から列車に乗るのは久しぶりだなー。青森駅を発着する優等列車は今やこの特急「つがる」のみ。特に運休情報なども出ていないので、改札を抜けてホームへ向かいます。

 ……と、そのとき。跨線橋へ上がるエスカレーターに乗っていたときに入った構内放送。なんか今、「つがる4号」は弘前止まり、とかなんとか言ったような。しかしなんとなく聞き逃したので、慌てて改札へ戻り、改札脇にいた駅員さんに聞いてみると「いや、秋田まで行きますよ」。ホントか?

イメージ 4 ▲青森駅4番線で発車を待つE751系の特急「つがる4号」。

イメージ 5 ▲7月1日から9月30日までは「青森・函館デスティネーションキャンペーン」実施中。

イメージ 3 ▲5番線の気動車は、13:06発三厩行き普通列車335D。三厩まで直通する唯一の列車です。

 心配なので、改札精算カウンターの若い駅員さんにも聞いてみると、「あー、今のところ通常運行の予定なんですが、弘前で打ち切るかどうかはまだ結論が出てませんで……」。みんな言うことが違う!

 もう時間がない!とにかく先へ進まなければ今日の目的地までたどり着けないから、とにかく乗る!と急いで4番線ホームへ行きますと、待っているのはE751系4両編成の特急「つがる4号」。ホームの屋根から吊された発車案内には「秋田」の文字。よし、秋田まで行きそうだ。ところが、ドア脇の行き先表示LEDは「弘前」になってるじゃないか!!

イメージ 6 ▲4番線ホームの発車案内には「秋田」の表示。

イメージ 7 ▲車両の行き先表示には「弘前」と。

 とにかく2号車普通車指定席16番A席に着席すると、発車ベル。車内放送は「この列車は弘前で運転を打ち切ります」。なんだーー、結局弘前止まりかよーーーーーー_| ̄|○。

 しかし、時すでに遅し。特急「つがる4号」弘前行きは、定刻に青森駅を発車しました。新青森に停車したあと、浪岡では3分間の運転停車で8631D快速「リゾートしらかみ1号」(橅編成)と交換し、順調に終点弘前を目指します……(涙)。

イメージ 8 ▲交換待ちで停車した浪岡駅も、雨、雨、雨。