毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

北海道エアシステム(夏の旅、北へ南へ時々台風;その18)

イメージ 3 ▲2016年10月30日からJAL便名に統一されたので、僕はHACとしての乗り納めになりました。

 2016年8月14日、丘珠へ飛ぶ。

 釧路空港から乗るのは、16:10発の北海道エアシステムHAC568便、札幌丘珠行きです。

 丘珠空港を利用するのは、おそらく2009年9月7日に、稚内からANA4842便のDHC8-Q300に乗って丘珠へ飛んで以来だと思われます(その時の記事はコチラ。)。当時は、道内路線はANA、というかエアーニッポンが多くを担っていたので、HAC便で丘珠へ飛ぶのはたぶん今回が初めてです。

イメージ 1 ▲オープンスポットで乗客の搭乗を待つ札幌丘珠行きHAC568便。

イメージ 2 ▲機材はレジJA-01HCをつけたHACオリジナルデザイン塗装のSAAB340B。

 16時頃に搭乗が始まり、エプロンを徒歩で進んで、オープンスポットに駐機中のSAAB340Bに搭乗します。SAAB340Bは1×2のシートが11列並び、最後列は3人掛けシートになっていて、トータル36人乗り。僕は1人掛けシートの4番A席に着席です。この日の機材は、HACオリジナルデザイン塗装のレジJA-01HCをつけた1号機です。

 16:10にドアクローズになると、片方ずつプロペラが回転を始め、プロペラ機特有のエンジン音と振動が伝わってきて、16:15にタキシング開始。16:19に、RWY17からターミナルビルを左に見ながら離陸すると、右旋回で針路を東方向にとり、すると左側の機窓からは太平洋が望めるようになりました。

イメージ 4 ▲短くも楽しかった道東旅行を終えて、釧路空港を離陸。

イメージ 5 ▲離陸して右旋回すると太平洋が。主翼の先の集落は白糠あたり。

 巡航高度3,400m、巡航速度500km/hで順調な飛行を続けると、すぐにもう札幌市上空へ到達します。札幌市街地を北側から回り込んで東へ抜け、北からRWY14へファイナルアプローチで、大都会札幌の街並みを眺めながら、札幌丘珠空港には16:53に着陸。飛行時間は34分で、ターミナルビルに鼻を向けたオープンスポットに入って無事到着です。

イメージ 6 ▲札幌市街を北から回り込みます。中央の川は伏籠川、一番手前の橋はJR札沼線の橋。

イメージ 7 ▲JR札沼線篠路駅西側の住宅地を左に見ながら一気にランディングです。

 右隣のスポットには、太陽のアーク塗装のままのレジJA-03HCをつけたSAAB340Bがドアを開けたまま駐機中。16:30着の利尻からのHAC674便でしょうか。

 降機した我々はまっすぐ正面のターミナルビルの中へ入ります。札幌地方は、雲はところどころあるものの、青空も広がって、気持ちのよいお天気。しかし我々はすぐに乗継です。

イメージ 9 ▲札幌丘珠空港オープンスポットに到着した釧路からのHAC568便。

イメージ 8 ▲隣にはアーク塗装のままのSAAB340B。利尻から到着したHAC674便かな。