毎日ヶ原新聞

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弊舞橋の夕陽(夏の旅、北へ南へ時々台風;その13)

イメージ 4 ▲釧路「弊舞橋」の「夏の像」と「釧路港の夕陽」のみごとなコラボ。

 2016年8月13日、みとれました。

 「釧路市湿原展望台」の散策を終えて、釧路市内に入り、ホテルにチェックイン。そして、夕暮れが近づいているので、すぐに出かけます。

 ホテルから少し歩くとすぐに突き当たるのが釧路川。釧路川の両岸は散策路が整備されていて、夏の夕暮れの散歩にはうってつけ。北岸にある大きな建物は「釧路フィッシャーマンズワーフ『MOO』」。地元食材を使ったレストランや地元スイーツなどの物産など総合観光複合施設で、釧路空港への連絡バスも発着します。「MOO」の川側にはテントが立ち並び、夏ならではの名物「岸壁炉端」が出ていて、まだ夕方5時半を回ったばかりなのに、満席大盛況!

イメージ 1 ▲釧路川。左の建物が「釧路フィッシャーマンズワーフ『MOO』」。

イメージ 2 ▲釧路のランドマーク「弊舞橋」。難読度高し。

 そして、釧路川にかかっている橋は、釧路のランドマーク「弊舞橋(ぬさまいばし)」。1889年(明治22年)当時、全道一長い木橋として架けられたのが始まりで、現在の橋は1976年にかけられた五代目。霧の街・釧路の「霧の弊舞橋」と言えばあまりにも有名。

 弊舞橋を南に渡ったところの斜面にある花時計もあまりにも有名。1980年(昭和55年)8月15日から時を刻み続ける直径10mの花時計は、釧路のシンボルです。

イメージ 3 ▲「ぬさまい公園」の斜面にある釧路のシンボル・花時計。

 さて、弊舞橋の上には、たくさんに人が集まっています。「釧路港の夕陽」が、「世界三大夕陽」と言われるほど有名だとは、初めて知った。みんな、「釧路港の夕陽」を見に来てるんですね。まだだいぶ高いところにあると思っていた太陽がするするとおりてきて、あたりはだんだん茜色に変わってきました。

 弊舞橋は、札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並んで、北海道の三大名橋の一つ。橋の欄干には春・夏・秋・冬それぞれを表現する「四季の像」が置かれています。夕陽は、「四季の像」のうち、佐藤忠良作「夏の像」の向こうへと落ちていくようです。弊舞橋の街灯にも火が灯り、釧路の夏の夜の訪れです。

イメージ 5 ▲弊舞橋の街灯にも火が灯り、「夏の像」の向こうに落ちていく夕陽。

イメージ 6 ▲「世界三大」かどうかはともかく、釧路の夕陽は確かに素晴らしい。