毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

釧路市湿原展望台(夏の旅、北へ南へ時々台風;その12)

イメージ 6 ▲真夏の青空の下に広がる湿原を一望できる「釧路市湿原展望台」の「サテライト展望台」。

 2016年8月13日、大パノラマ。

 想像を絶して暑い釧路に降り立った我々は、空港から車でまずは「釧路市湿原展望台」へ向かいました。僕は釧路には今まで何度も来たことがあり、湿原を見に行ったこともありますが、それらは全部釧網本線沿い、つまり湿原の東側ばかり。なので、今回は湿原を西側から観察する「釧路市湿原展望台」へ行ってみたのです。

 「釧路市湿原展望台」は、釧路空港からほぼ真東へ約15kmのところにあります。広い駐車場はほぼ埋まっていて、夏休みやお盆の北海道旅行が賑わっていることがわかります。

イメージ 1 ▲釧路市湿原展望台を起点終点に一周約2.5kmの遊歩道があります。

イメージ 2 ▲木漏れ日を受けながら、吊り橋あり、木の階段あり、起伏ありで、楽しい散策ができます。

 「釧路市湿原展望台」の「ふれあい広場」と「いざない広場」を結ぶ一周約2.5kmの遊歩道があり、これを散策することで、釧路湿原の自然を感じることができます。遊歩道は、土の道、木の道、木の階段、吊り橋、九十九折りの道など変化に富み、アップダウンもけっこうあって、楽しい散策ができます。強い日差しも遊歩道の上に覆い被さるように茂った木々の枝に遮られて、気になりません。木漏れ日を受けながらの散策はとても気持ちがよいです。

 「こもれび広場」から吊り橋を渡って「ひだまり広場」、それから「丹頂広場」を抜けると、「サテライト展望台」があります。ここからの眺めはなんとも素晴らしい。釧路湿原西側の最高の眺望地です。

イメージ 5 ▲遊歩道が突如開けて、「サテライト展望台」に到着。

イメージ 3 ▲釧路湿原は日本で最も広い湿原。東西25km、南北36kmで、面積は22,070ha。

イメージ 4 ▲最高のお天気の日に来られてよかったー。

イメージ 7 ▲広がる湿原のほとんどはヨシとスゲの湿原。湿原の緑が目に鮮やかです。

 釧路湿原は日本で最も広い湿原で、南北36kmというのは、湿原の中に山手線がそっくりそのまま入り、更に北側は赤羽を超えて大宮あたりまでがすっぽり入るほどの大きさ。さすが北海道って感じです。

 「サテライト展望台」から再び遊歩道の中に入り、「はばたき広場」を経て、「釧路市湿原展望台」前の「いざない広場」に到達します。あー、いい運動になった!汗もかいたことだし、売店で「丹頂ソフトクリーム」と「丹頂シェイク」を食べました!

イメージ 8 ▲「釧路市湿原展望台」は、湿原で見られる「ヤチボウズ」をモチーフにした建物。