一路、真夏の釧路へ!(夏の旅、北へ南へ時々台風;その11)
▲エアドゥからANAの運航に戻った新千歳線に乗って、富山から北海道へひとっ飛び。
2016年8月13日、釧路、猛暑。
さて、いよいよお盆となりました。良い天気の猛暑が続きます。
やってきたのは富山空港。今回は、富山から札幌へまっすぐ飛びます。富山発札幌新千歳行きの便に乗るのは、9年ぶり。2007年8月に富山空港を初めて利用し、富山発ANA377便に乗って札幌へ行きました。その日の機材はB767-300だったなんて、今から思うとちょっと信じられないですね(その時の記事はコチラ)。)。
富山~札幌新千歳線は、その後エア・ドゥが運航を引き継ぎましたが、北陸新幹線長野~金沢延伸開業を受けて再びANAが運航するようになり、新幹線開業で1日6往復から4往復へ減便になった羽田線の隙間時間帯を利用し、羽田から11:15に富山に到着したANA315便が、11:55発の新千歳行きANA1181便となり、新千歳に13:20に到着して14:20発のANA1182便として折り返し、富山到着が15:50。これが16:30発のANA320便として羽田へ戻っていくというダイヤになっていて、富山発の便は10:40にANA316便が出て行ってしまうと、6時間もの空白が生じるようになってしまいました。
▲陸奥湾上空を北へ。海岸線は蟹田あたり。左奧には十三湖がかすんで見える。
▲着陸まであと5分。いやー、北海道もほとんど雲のない快晴です!
▲形の揃った畑が広がって、北海道に来た!って感じ。
この日のANA1181便は、レジJA-74ANをつけたB737-800。搭乗前に、ゲート前のカウンターに呼び出され、「航空路の混雑により、新千歳到着が遅れるかもしれず、その場合は13:40発の釧路行きANA4873便には乗り継げないおそれがあり、その場合はそのあとの17:00発のANA4875便にお乗りいただきます」とのこと。いやいや、それは困ります。ちゃんと乗り継げるようにお願いします。
15番A席に着席して、12:00ちょうどにドアクローズ。機内は満席です。12:10にタキシングを始めて、12:16にRWY02から離陸したので、それほど遅れが出ているわけではないような気がします。
結局、ANA1181便は13:31に新千歳空港のRWY19Lに着陸し、10番ゲートにスポットインしたのは13:35。ちょうど10分の遅れで到着しました。
▲新千歳空港からは、今度はプロペラ機で出発です。
急いで降機すると、地上係員が待っていてくれて、釧路行きANA4873便は出発時刻が15分遅れて13:55発に変更になったので、十分乗り継げることと、2番ゲートからの出発であることを教えてくれました。よかったー。
2番ゲートは国内線ターミナルのいちばん端っこなので、10番ゲートからだとかなり歩いたけれど、搭乗開始には余裕で間に合い、9番A席に着席すると、13:57にプッシュバックが始まりました。機材はレジJA-852AをつけたボンバルディアDHC8-Q400、プロペラ機なので、快晴の北海道の大地をじっくり眺めながらのフライトが楽しめそうです。
▲これから日高山脈越えに差しかかる山深い一帯に見えてきた集落。
▲鵡川の西岸にまとまった集落のあるむかわ町穂別。
釧路行きANA4873便は、14:03にRWY19Rから離陸し、東を目指します。眼下の風景は、さっそく日高山脈越えの濃い緑の連なりが広がります。濃緑の深い山々の中に、ところどころ、蛇行する川に貼り付くように平野と集落が点在しています。
離陸約5分後に左側の機窓の下に見えてきた平野部は、むかわ町穂別の集落。蛇行する鵡川の西岸にまとまった集落があり、鵡川にかかる道道74号線の穂別橋も見えていますね。
▲阿寒川の南に広がる牧草値。牧場の建物も見えますね。
▲「まりも国道」国道240号線ののびる先は釧路市内。
日高山脈を越えて十勝平野に抜ければもうファイナルアプローチ。釧路空港へは北からのアプローチで、14:32にRWY17にランディング。飛行時間はわずか29分です。
釧路空港のターミナルビルはこぢんまりとしていますね。定刻14:20到着の羽田からのJAL543便がスポットインしていますが、こちらはオープンスポットに入って、徒歩でターミナルビルへ向かいます。
しかしそれにしても、暑い!!なんで釧路がこんなに暑いの?富山の猛暑から逃れて涼もうと思ってやってきたのに、まさか釧路がこんなに暑いとは!コンクリートの照り返しも厳しく、とても道東の気候とは思えない。でも、天気が良いのはいいことだ。この好天なら、道東の旅を楽しめそうです。
▲新千歳から飛行時間わずか29分で釧路に到着。
▲オープンスポットから徒歩でターミナルへ移動。
▲素晴らしい好天なのはいいけれど、なんなのこの暑さは??