毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

深夜便でソウルまで。(ちょっと大韓航空で;その3)

イメージ 2 ▲仕事が終わって打ち上げへ行く前にホテルの部屋で「アルタンゴビ・ビール」。

 2016年7月16日、17日、モンゴルビール。

 7日は深夜にウランバートルに到着したので、出張での仕事は翌8日の朝からスタート。ナーダム祭りで国全体が丸々1週間の連休に入る中、馬車馬のように働いて、気がつけば16日、モンゴル出張の最終日になっているではないか。

 夕方に、今回の出張の打ち上げがあるというので、荷造りしてホテルをチェックアウトする前に、忙しくてろくに酒も飲めていなかったので、冷えたビールを一本。「Алтан Говь(アルタンゴビ)」というモンゴルビールです。「黄金の砂漠」という意味で、アルコール度数は5.1%。疲れた体に冷えたビールが浸みわたる……

イメージ 1 ▲330ml入りの小瓶です。PCも片付けてそろそろチェックアウトしないと……

 そして、日が長くまだまだ明るい19時から始まった打ち上げはまだまだ続いていましたが、僕も含めて出張者の中の数人は途中で抜けて、空港へ向かわなければなりません。深夜便に乗って帰途に就くのです。

 チンギスハーン国際空港は、意外にも深夜発のフライトが多いようで、チェックインカウンターや出国審査場はなかなかの混雑。00:55発ソウル仁川行きKE868便は、出発時刻が01:10に変更になっていましたが、チェックインを済ませ、搭乗待合室へ入り、おみやげを物色。真夏なのであまり喜んでもらえないかもしれないけど、やっぱりカシミア製品がいい感じです。

イメージ 3 ▲搭乗待合室。左奥の先にゲートが並んでいて、どのフライトも時間が来ないと入っていけない。

 KE868便は2番ゲートからの出発。機材はレジHL-7524をつけたA330-300で、来たときと同じように、この便も機内は満席。おそるべし、ナーダム祭り。

 搭乗が始まって、2×4×2で並ぶシートの30番E席に着席するも、運良く隣の30番F席が空いたままだったので、通路側席の30番F席に移って落ち着きます。荷物の積み込みに時間がかかっているらしく、01:17になってやっとプッシュバックが始まり、01:29にRWY32から離陸しました。

イメージ 5 ▲深夜だが、もう仕事も終わったし、飲んじゃえ!

イメージ 4 ▲深夜だが、機内食を食べてる乗客はたくさんいました。みんな食欲旺盛。

 もう午前2時を回っているというのに、さすがフルサービスの大韓航空、離陸後すぐに「ナッツ姫」で一躍有名になったナッツが配られ、それに続いてドリンクサービスも機内食もしっかりあります。しかも、乗客もけっこうたくさん起きていて、しっかり機内食を食べてました。すごいなあ。

 ドリンクは、さっきの打ち上げの続きの積もりで飲んじゃえ!ということで、韓国ビールの「Max」。ハイトビールが韓国で最初に発売した麦芽100%ビールの銘柄らしいです。

 機内食はチキンかプルコギがあり、もちろんプルコギをチョイス。主食はパスタで、丸パン、エビとキュウリのサラダ、カット・パイナップル、そしてミネラルウオーター。十分であります。

イメージ 6 ▲まだ真っ暗のソウル仁川空港に到着したKE868便。

 高度33,000フィートから35,000フィートあたりで順調に巡航し、ソウル仁川空港には04:10に着陸し、04:18に21番ゲートにスポットイン。飛行時間は2時間41分で、定刻より少し遅れての到着になりましたが、このあと時間はたっぷりあるので全然影響ありません。

 真夏とは言え、まだ朝4時になったばかりで、当然外は真っ暗。国際線乗継手続をして31番ゲートへ移動しても、まだ真っ暗。31番ゲートの窓からは、ちょうど正面に、今降りてきたばかりのKE868便のA330-300が闇の中に照明の明かりを受けて浮かんでいます。しかし、さすがに真夏の日の出は早く、やがて夜が白々と明けてきたかと思うと、数十分ですっかり明るくなり、正面のA330-300も全貌がよく見えるようになりました。

イメージ 7 ▲31番ゲートから遠望すると、今降りてきたばかりのKE868便の機材が暗闇の中に。

イメージ 8 ▲上の写真からちょうど40分後の5時30分過ぎには、もうこんなに夜が明けました。