毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「みまさかノスタルジー」車両(旅するニッポン、春たけなわ;その57)

イメージ 2 ▲岡山駅で偶然遭遇した国鉄一般気動車色車両。なつかしい!

 2016年5月3日、瀬戸大橋運行規制。

 天気は快晴ですが、風がかなり強くなってきました。岡山城からJR岡山駅へ出て、これから児島へ向かいます。

 GWで大混雑の岡山駅、5/67/8番線ホームへ上がってみると、あらっ?あっちのホームに、国鉄色の気動車がいる!!しかも、いわゆる「タラコ色」でもなく、急行形気動車色でもなく、一般形気動車色!実体験としては、小学生の頃、津軽線を走っていたキハ22形がツートンカラーの一般形気動車だったけど、中学生の頃にはタラコ色になってしまったのを覚えているなあ。まさか岡山駅でこの塗装に出会えるとは思ってもみなかった!

イメージ 1 ▲「みまさかスローライフ」「みまさかノスタルジー」用の車両らしいです。

イメージ 3 ▲この日はどちらの運行もないので、津山線定期列車として走るみたい。

 この車両は、因美線智頭~津山を走る臨時列車「みまさかスローライフ」号や津山線岡山~津山を走る快速「みまさかノスタルジー」号用の車両で、因美線に残る懐かしい風情を残す駅舎や地元の楽しいおもてなしを、国鉄時代の懐かしい列車に乗って満喫してもらおうという企画のようです。この日はどちらの列車の運行日でもないので、津山線の定期列車に充当されて走っているのでしょう。これは11:39発の津山行き普通列車950Dで、津山方はキハ47-1036、後方車両はキハ47-47です。

イメージ 5 ▲11:42発3127M快速「マリンライナー27号」高松行き。

 このタラコ色気動車にも乗りたいですが、これから乗るのは11:42発の3127M快速「マリンライナー27号」高松行き。立ち客も大勢いて大混雑。さすがGW、さすが「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」。5両編成で、岡山方の後方2両はJR西日本の223系5000番台車両。最後尾車両の連結器部分に5002という数字が見えるので、これはクモハ223-5002とクハ222-5002のP2編成ですね。

 「マリンライナー27号」の隣、4番線には真っ黄色の車両が入っています。地域別の塗色統一で黄色になってしまった115系電車ですね。僕も呉線なんかで乗ったことがあります。これは岡山発11:42の和気行き普通列車714Mのようです。始発は新見で、新見~岡山間の列車番号は850M。岡山には11:35に到着していたものです。

イメージ 4 ▲奥の4番線に入っているイエローは和気行き普通列車714M。

 さて、我々は快速「マリンライナー27号」に乗って、児島で下車。「マリンライナー」に乗って四国へ渡らなかったのは今回が初めてですが、「岡山・倉敷ぐるりんパス」の自由周遊区間が児島までということで、児島までの利用者も多いですね。

 児島駅近くのお好み焼き店「はら」でスーパーボリューミーでとてもおいしいお好み焼きやらそばめしやら焼きそばやらをがっつり食べて、他の人々は鷲羽山ハイランドへ行ってしまいましたが、僕は一人岡山へ引き返さなければなりません。

 児島駅のホームへ上がってみると、13:27発の41D特急「南風11号」が13:35でもまだ停車中。強風でダイヤが乱れているようです。僕はこのあと岡山空港から飛行機に乗るので、列車に止まられるとイタイ。

 さいわい、13:40発の3134M快速「マリンライナー34号」はほぼ定刻でやってきたので、よかった。「南風11号」はまだ出発できずにいたけど、その後どうなったのかな……

イメージ 6 ▲強風で児島駅足止め中の特急「南風11号」。

イメージ 7 ▲上り列車はやってきたので瀬戸大橋が通行規制になっているわけではなさそうですが。