毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ロシア経由(旅するニッポン、春たけなわ;その47)

イメージ 1 ▲左手に見えてきた湖は猪苗代湖。奥の平野部が猪苗代町。

 2016年4月24日、常陸那珂。

 全日空の瀋陽-成田便は、以前は大連まで南下してから東へ向かい、ソウル上空を通って日本海へ抜けていましたが、欧州航路を利用したルートが認められてからは、ウラジオストクから日本海へ抜け、新潟へ下りてくるというルートに変わりました。これで所要時間を30分くらい短縮することができたのです。
 
イメージ 2 ▲シートテレビのフライトマップ。欧州航路を南下しているのがわかります。

 離陸してから約2時間、NH926便は早くも新潟から本州上空に入り、左には猪苗代湖が見えています。こうして見ると、猪苗代湖もけっこう大きいんですね!

 そして日立市のあたりから、左に太平洋を見ながら、海岸線に沿って南下を始めます。ずいぶん大きな港湾施設だなと思ったのは、茨城港常陸那珂港区。すぐ山手には国営ひたち海浜公園の広大な敷地が広がっています。

 こうして太平洋を見ながら南下していき、房総半島最東端の銚子、犬吠埼を跨いで九十九里浜側へ抜けると、ファイナルアプローチはもうすぐです。

イメージ 3 ▲なにやら大きな港湾施設が見えてきたのは茨城港常陸那珂港区。

イメージ 4 ▲大きく海に張り出しているところは常陸那珂火力発電所。

イメージ 5 ▲ずっと奥が犬吠埼。左側の川は利根川。

 九十九里浜側の太平洋上を南下していくということは、この日は南からのRWY34アプローチだということですね。

 どんどん高度を下げ、成田空港第2ターミナルビルを左に見ながら、RWY34Rに14:21にランディング。この日の飛行時間は2時間37分でした。瀋陽から成田って、近いなあ。

 ANA機は第1ターミナルまで行かなければならないので、RWY18L/34Rの滑走路からだと非常に遠い。たっぷり10分以上タキシングして、14:32に58番ゲートにスポットインしました。さあ、これから日本での出張業務が始まります!

イメージ 6 ▲中央、主翼のすぐ下にトランスアジア航空のA330が見えますね。

イメージ 7 ▲NH926便、58番ゲートにスポットイン。これから仕事かと思うとユウウツ。