毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ついにタコライス。(旅するニッポン、春たけなわ;その39)

イメージ 7 ▲レタスの千切りに覆われてよく見えないかもしれんけど、沖縄名物「タコライス」!

 2016年4月10日、ちゅらうみ。

 沖縄二日目は、やっぱり行っちゃいます、「沖縄美ら海水族館」。

 「美ら海水族館」は、昭和50年に沖縄で開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して設置された国営公園「海洋博公園」内の施設で、沖縄本島中部の西海岸、国頭郡本部町にありまして、那覇空港から路線バスを乗り継いで行くと片道3時間半はかかってしまうというなかなか遠いところにあるのですが、何度でも行きたくなっちゃう素敵な水族館です。

イメージ 3 ▲海岸側から眺めた水族館全景。

 「美ら海水族館」の目玉はなんと言っても、深さ10m・幅35m・奥行き27mの世界最大級の水槽に約70種の魚たちが泳ぐ「黒潮の海」エリア。世界最大の魚ジンベエザメとエイの仲間では最大級のナンヨウマンタがゆうゆうと泳ぐ姿は圧巻です。ジンベエザメの給餌ショーというのもあって、ジンベエザメが立ち泳ぎのようなかっこうになって、約100リットルの海水とともに餌のオキアミを大口を開けて吸い込む様はまさに豪快。この巨大水槽の前にいると、本当に飽きることがありません。

イメージ 2 ▲世界最大級の水槽で、のんびりジンベエザメが泳いでおります。

イメージ 1 ▲約70種の魚が泳ぐ巨大水槽、どの魚たちを見ていても楽しいです。中央にマンタがいます。

 水族館の建物を出て海岸の方へ行くと、海洋博公園のアイドル、イルカのオキちゃんとその仲間たちが楽しいショーを繰り広げる「オキちゃん劇場」があり、ここも人気スポット。イルカたちがダイナミックなショーを繰り広げる「ショープール」と、水中のイルカをガラス面から観察しその生態を学ぶことができる「ダイバーショープール」があって、特にダイバーショーはイルカたちの水中での動きや芸当を間近に見られて、新鮮ですね。

イメージ 4 ▲オキちゃんと握手。イルカたちは水しぶきをあげていろんな芸当を見せてくれます。

イメージ 5 ▲こちらは「ダイバーショー」。水中の素速い動きはまさに「水を得たイルカ」。

 「海洋博公園」、とても広いので、隅々まで見て回るには何日もかかってしまいそうですが、我々もちょっと水族館以外のところへも行ってみましょう。

 園内には電気遊覧車が運行されていて、北は「エメラルドビーチ」、南は「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園」まで、どこへ行くにもこれを利用するとかなり便利です。でもまずは、水族館からのんびり南の方へ歩いて行ってみます。

 総合案内所のある「噴水広場」を抜けると、左に「海洋文化館」、右に「おきなわ郷土村」。その間を、たくさんの美しい花々を愛でながら抜けて行くと、「熱帯ドリームセンター」。ここまででもかなりの距離でした。汗びっしょりです。「熱帯ドリームセンター」の北側の道を更に進むと、右側に美しい海が広がり、「夕日の広場」が現れます。この広場に面した側にも「熱帯ドリームセンター」の出入り口があり、そこから室内に入ってすぐにあるのが「カフェスコール」。我々の目的は、熱帯植物を鑑賞することではなく、ここでランチをすることであったのだ!

 そしてここで、初めて念願の「タコライス」を食べますた!!

 「沖縄ハム総合食品株式会社」が開いている専門サイト「タコライスタウン」によれば、タコスを扱う店の多い金武町で、タコスの皮の代わりにあったかいご飯の上にタコスミートやチーズなどの具材を載せた「タコライス」が誕生したとのこと。ふーん、金武町生まれだったのか……

 今まで何度か沖縄には来たことがありましたが、「タコライス」を食べるのは今回が初めて。タコスミート、レタス、トマト、チーズ、ごはん、そしてホットソースがあれば誰でも作れるらしいけど、初タコライス、おいしくいただきました!

イメージ 6 ▲実は今まで食べたことがなかった「タコライス」をここで初めて食べる!