毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

那覇そば(旅するニッポン、春たけなわ;その36)

イメージ 4 ▲本ソーキ、軟骨ソーキ、三枚肉の「三大豚肉」が全部上に載っている「那覇そば」。

 2016年4月9日、「ちゅらナビ」クーポン、便利。

 雨の那覇空港に降り立ち、まずは機内でもらったクーポンブック「ちゅらナビ」を使ってみようと、到着ロビー1階にあるJALツアーカウンター内の「ちゅらナビステーション」で「ナンポーべにいもたると」をさっそくゲット!

 しかし驚いたのは、さすが沖縄と言うべきか、レンタカーの大盛況ぶり。空港から営業所までの移動にも、営業所に着いてから自分たちの借りる車にたどり着くにも、待たされまくって、ものすごく時間を費やしてしまいました。レンタカーの車庫が大型の立体駐車場みたいになっていたのにもビックリ。沖縄のレンタカー産業ってすごいんですね。

イメージ 6 ▲創業38年を迎えた有名店のようです、「那覇そば 那覇亭」。

 そんなわけでハンパな時間になってしまいましたが、外は激しい雨だし、先に遅めのランチを食べることに。またもや「ちゅらナビ」に頼って、空港のすぐ近くにある「那覇そば 那覇亭」というお店に行くことに決定。午後3時過ぎで店内には客はなく、お店の人たちがまかないめしを食べているところでしたが、どうぞどうぞ、やってますよ、ということで、おじゃましました。1978年創業のこのお店は、店内も駐車場も広く、観光客がよくやってくる有名店なのでしょう。

イメージ 1 ▲午後3時過ぎにおじゃましたときは、店員さんたちがランチ中でした。

 沖縄には何度か来たことがあり、いわゆる「沖縄そば」も毎回食べてますが、コシのない麺、ダシのきいてないスープ、辛味は島とうがらしを僕の嫌いな泡盛に漬け込んだコーレーグスと、全然「おいしい!」という思いをしたことがないのですが、その「沖縄そば」とここの「那覇そば」とは同じものなのか違うものなのか。とにかく連れたちが食べたいというのだから、つきあうことにしよう。

イメージ 3 ▲予想以上においしいではないか!

 僕は「そば定食」をいただきましょう。「那覇そば」、「沖縄産もずくの酢の物」、「じゅうしい(沖縄炊き込みご飯)」、そして「お漬物」がセットになったメニューです。

 「那覇そば」は、何が「沖縄そば」と違うのかと思ったら、本ソーキ、軟骨ソーキ、三枚肉の「三大豚肉」全部が上に載っていて、三大豚肉をいっぺんに味わえるからこそ、この「那覇そば」が看板メニューになっているのだそうな。なるほど、普通「沖縄そば」を注文すると、本ソーキ(スペアリブ)が載ってるもんね。で、スープはあっさりスープとこってりスープのどちらかを選べるそうで、僕はあっさりスープにしました。

イメージ 2 ▲「フーチーバー(よもぎ)そば」は、こってりスープで。

 連れは「フーチーバーそば」を注文。「フーチーバー」とは「よもぎ」のことだそうで、麺にヨモギを練りこんであって、麺が緑色です。ビタミンが豊富で地元では人気なのだそうです。

 さあそれで、どちらも食べてみたのですが、これがなかなかおいしい!今まで食べたことのある「沖縄そば」と違って、あっさりスープといえども味がしっかりしていてコクもあり、肉もトロトロで、麺はしっかり食べ応えがあり、今までの「沖縄そば」はなんだったの?っていう感じ。「フーチーバーそば」も、こってりスープがヨモギ麺に絡んで、とてもおいしかったです!

 さて、ここで「ちゅらナビ」クーポンの登場。このお店では、自家製黒糖アンダギーが3個いただけます。実は僕、サーターアンダギーが好物なんです。「ちゅらナビ」、使えるなあ。しかしとりあえず「那覇そば」でおなかがいっぱいになったので、アンダギーは持ち帰ります。持ち帰れるようにちゃんと袋も用意してあるのがありがたい。ごちそうさまでした~。

イメージ 5 ▲「ちゅらナビ」クーポンを活用してゲットした自家製黒糖アンダギー。