毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

機上でおせち気分(2016年の年越しは青森で;その17)

イメージ 3 ▲おせち気分を楽しませてくれた羽田発北京行きJL021便の機内食。

 2016年1月3日、朝から飲みたくなります。

 離陸から1時間ほどすると、ドリンクサービスが始まりました。朝ですのでアルコールは遠慮して、ドライ納豆などをつまみながら、ペリエを飲みます。

 この頃には、飛行機は愛知県上空から福井県上空へと本州を斜めに横切って日本海上空へ抜け、左側の機窓からは、福井県小浜市あたりの海岸線が遠く眺められるようになってきます。

イメージ 1 ▲朝なので遠慮してペリエなんぞを。

イメージ 2 ▲見えているのは福井県小浜市の海岸線。半島に囲まれている内側は小浜湾。

 それから30分ほどで、早めのランチというかブランチというか、機内食のサービスが始まります。

 洋食のメインは「牛フィレ肉のグリル リヨネーズソース」でしたが、僕は、おせち料理のつもりで和食をチョイス。和食のメインは「鰈トマト味噌焼き」で、長ネギ、パプリカ、ゴボウ、ホウレンソウが添えられています。ちょっと洋風なような和の味付けで、ごはんが進みます。竹皮包み風で供される白いごはんがなぜかいつもとてもおいしく感じ、これに大根漬けとしば漬けが添えられます。

イメージ 4 ▲和食のメインは「鰈トマト味噌焼き」。ごはんが進む。

 メインに行く前に、やっぱりお正月だしお酒飲んでもいいよね、と自分に言い聞かせ、白ワインをいただき。仏ブルゴーニュの「Louis Max Mâcon Villages 2013」。白にしたのは、とても良い色の「湯引き鮪のお造り」があったから。他には「菜彩鶏のかんずり焼き」、「燻製紅茶鴨」、「海老」、「酢蓮根」、そして金箔が散らされた「黒豆松葉」まであって、本当におせち料理気分。「葛豆腐 柚子味噌あん」、「数の子と水菜の和え物」もお正月らしく、白ワインにも合って、大いに満足です。

イメージ 5 ▲機内食にお造りとはうれしい。白ワインによく合います。

イメージ 6 ▲金箔を散らした「黒豆松葉」まであって、お正月気分を演出。

イメージ 7 ▲デザートはハーゲンダッツのアイスクリーム。そしてホットコーヒー。

 すっかりごちそうになって、食後のデザートにハーゲンダッツのアイスクリーム、そしてホットコーヒーをのんびり飲んでいると、離陸から約1時間半で眼下には陸地が見えてきて、慶州(キョンジュ)市のあたりから韓国上空に入りました。

 しかし、その後は雲海が広がるばかりとなり、地上の風景はおあずけに。B787-8ドリームライナー特有の反り返ったような主翼の先端がすらりと後方にのびています。それにしてもドリームライナーは機内が静か。快適なフライトも残りあと1時間ほどとなってしまいましたが。

イメージ 8 ▲韓国上空へ突入。真ん中あたりの港は慶州市甘浦邑(カンポウプ)の甘浦港。

イメージ 9 ▲その後は雲海クルージングに。反り返ったような主翼がすらりとのびてます。