毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

香港台風シグナル3で条件付運航に。(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その41)

イメージ 2 ▲機内食は和食をチョイス。お酒が進みそうなおかずがたっぷり。

 2015年10月3日、遅れながらも香港へ。

 この日の18:15発香港行きJL735便は、レジJA-611Jをつけた767-300ER。88番ゲートからの出発ですが、香港に台風シグナル3が出ているため、台北へ目的地変更するか羽田へ戻るかもしれないという条件付運航になりました。搭乗開始も10分ほど遅れ、18:05から搭乗が始まりました。今回はマイレージでアップグレードしたので、ビジネスクラス最後列の5番K席に座ります。ビジネスクラスに空席は1席だけで、その空席が僕の隣の席だったのはラッキー。香港までゆったりとフライトを楽しむことができるじゃないか。

イメージ 1 ▲ビールはやっぱりヱビスだよ。

 18:23にドアクローズとなりましたが、18:35に機長からアナウンスがあり、香港の航空管制から待機がかけられているため出発は18:55頃になる旨が告げられました。そして、実際には18:59にプッシュバックが始まりようやく出発。ほぼ同じ時間に出るはずのキャセイパシフィック航空CX505便はまだスポットに停まったままなのが見えます。こちらは19:05にタキシングを始め、19:29にRWY16Rから離陸しました。

イメージ 3 ▲日本酒にしなかったのが少し悔やまれるかな。鰹のたたきなんてウレシイね。

イメージ 4 ▲メインはノルウェーサーモンの西京焼き。

 離陸が遅れたので、ドリンクや機内食のサービスも遅くなりましたが、さっき「JALオリジナルビーフカレー」を食べたからだいじょうぶ(^^)。まずはヱビスビールで喉を潤し、機内食をいただきます。

 洋食のメインは「牛フィレ肉のグリル ジャポネソース」か「菜彩鶏のフリカッセ」からのチョイスでしたが、僕は和食を選択。メインは「ノルウェーサーモンの最強焼き」。味噌の香りでごはんが進みます。「鰹のたたき」があるのがうれしい。日本酒に合いそうで、この日の便には山口県萩の地酒「東洋美人」と福井県のおなじみ「梵」を搭載していましたが、僕はなんとなく白ワインにしてみたよ。他には「栗胡麻豆腐」、「鴨の燻製」、「薄揚げと小松菜の煮浸し」、「海老艶煮」、「焼き舞茸」など、お酒のすすむものばかり。ごはん、味噌汁、香の物が添えられ、デザートはハーゲンダッツのアイスクリームです。長いフライトになりそうなので、ワインもおかわりしながらゆっくりいきます。 

イメージ 5 ▲ハーゲンダッツを肴に白ワインを。

 シートTVのフライトマップを見ると、この日のJL735便は、いつもより南寄りのルートを飛んでいるようです。いつもだと、沖縄本島の北側海上を南西へ飛び、台北の上空を通過していきますが、この日は、沖縄本島那覇上空を通過し、宮古島と石垣島の間を抜けて、台湾本島の南端を回り込んで南シナ海へ出るというルートを飛んでいます。きっといつもの北寄りルート上に、香港に台風シグナル3を出している台風だか低気圧だかがいるのでしょう。

 香港がだいぶ近づいた22:31、機内アナウンスがあり、着陸許可が出るまで上空待機が指示されているので、着陸は23:10頃になるとのこと。ビジネスクラスの機内TVは肘掛け収納式で、ファイナルアプローチ中は見られないので、どのあたりでどのぐらい上空待機をしていたのかはわかりませんが、しばらくの上空待機ののち、23:22に香港空港RWY07Lに着陸しました。この日の飛行時間は4時間53分となり、ビジネスクラスでゆったりできてよかったな、と。

 着陸してみると、この時間、香港は雨はそれほどではありませんが、風はまだ強いようです。遅延便が続々到着してグラウンドオペレーションが混乱しているようで、なかなかスポットインできません。ようやく23:43、オープンスポットに入ることができ、降機。自宅方面へ向かう空港バスの最終24:20の便にはギリギリ乗ることができましたが、超満員でたいへんでした。遅い夏休みの最終日は、ちょっとくたびれちゃったね。

イメージ 6 ▲台風シグナル3が懸かっている香港空港に約1時間40分遅れて到着。

イメージ 7 ▲雨は小降りになってましたが、風はまだかなり強いです。