毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

超特急ひかり号(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その22)

イメージ 2 ▲東京駅ではこの車両しか見ることができないのはつまらないの極み。

 2015年9月24日、眠くて。

 八重洲地下街「東京ラーメンストリート」に店を構える「東京タンメン トナリ」で腹いっぱいランチを食べた僕は、東海道新幹線ホームへと移動。14:03発の岡山行き「ひかり475号」に乗るんであります。

 東海道・山陽新幹線からめっきり姿を消してしまった「ひかり」号、特に西日本では、九州新幹線へ直通する「みずほ」と「さくら」が走るようになって以降、「ひかり」はますます減って、今や風前の灯火。東海道区間では、東京から岡山、広島止まりの「ひかり」がまだそれなりの本数で走ってはいますが、なかなか乗りにくい列車になっていることは確か。なので、今回は「のぞみ」でもいいところを、敢えて「ひかり」をチョイスしてみます。

イメージ 1 ▲山陽新幹線ほどではないけれど、赤い文字の案内が表示される数は総体的に少ないです。

イメージ 3 ▲東海道新幹線は東京駅といえどもJR東海の管轄。

 14:03発の岡山行き「ひかり475号」は14番線からの発車。停車駅は、品川、新横浜、静岡、浜松、名古屋、京都、新大阪、新神戸、西明石、姫路、相生です。発車案内の表示は、「のぞみ」はオレンジ色、「こだま」は青色、「ひかり」は赤色で示されますが、赤色が表示されることは今やめっきり少なく、オレンジ色と青色が並ぶ中にときどき表示される赤色は、妙に目立つ感じがします。

イメージ 4 ▲赤色で表示される「ひかり」は今はいちばんの少数派。

イメージ 5 ▲新横浜~名古屋間に行きたい人は「ひかり」は重宝するのにね。

 せっかく乗った「ひかり」なので、「のぞみ」は停まらない駅に停車しているところを体験しなければ、「ひかり」に乗った意味がありません。しかし、さっき食べた「贅沢タンカラ」+「ギョーザ」を消化するために血液が胃に全員集合してしまっており、脳に血液が行き渡らなくなって、睡魔が襲ってきます。ハッと気がついたらもう浜松。あわてて浜松の駅名標をカメラに収めたけれど、また眠りの深淵へと落ちていき……新大阪到着は17:03でありました。

イメージ 6 ▲一瞬目が覚めたら浜松に停車中。慌ててカメラに収めます。