毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

同じ機材と乗務員さん。(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その18)

イメージ 11 ▲出雲→福岡→松山と乗ってきたレジJA-8900のSAAB340B。

 2015年9月23日、福岡ワンタッチ。

 出雲からのJAC3550便から降りた乗客が全員到着口の方へ進んだのを確認すると、JACの地上係員さんは、一人だけの乗り継ぎ客である僕を案内して、搭乗待合室へ直接連れてきてくれました。次に乗るのは約35分後に出発する、13:30発の松山行きJAC3599便です。

 さっき到着時に、機窓からフジドリームエアラインズの1号機が見えていましたが、搭乗待合室の出発案内に、13:45発の隠岐行きFDA5885便の表示があり、「貸切便」と出ていました。FDAもチャーター便でがんばってるんですね。

イメージ 1 ▲次に乗る松山行きのJAC便の隣には、隠岐行きのFDAの貸切便の表示が。

 そろそろお昼を食べたいところなんですが、すぐに搭乗が始まるかと思うと落ち着かず、売店でサンドイッチを買って食べただけで、13:20過ぎに搭乗開始になりました。さっき降りたオープンスポットへ再び歩いて行くと、出雲から乗ってきたレジJA-8900のSAAB340Bが、到着時とは進行方向を逆にして滑走路側を向いて待っていてくれました。

イメージ 2 ▲滑走路の方へ向きを変えて待っていてくれたJA-8900。

 機材も乗務員さんも同じままで今度は松山行きになったJA-8900に搭乗すると、出雲から一緒だった客室乗務員さんが「またよろしくお願いします」と笑顔で迎えてくれました。今度は2人掛シートの方の9番C席に座りますが、隣の9番B席は空いたままで、ゆったりフライトが楽しめそうです。

 機窓からは、FDAの4番機、JA-04FJをつけたグリーンのエンブラエルERJ-170がスポットインしているのが見えています。さっき出雲から到着したときに見えていたのはレッドの1号機はもうどこかへ出発してしまい、このグリーンの4号機が隠岐行きの貸切便になるみたいです。

イメージ 3 ▲機内収納式のタラップを上って搭乗します。

イメージ 4 ▲グリーンのFDA4号機は隠岐行きの貸切便FDA5885便。

 タラップを機内に収納してドア・クローズになると、ターミナルビルを右手に見ながら、13:33にタキシング開始。小型機で乗客も少ないせいか、RWY16の端っこまで行かず、13:39に手前のE3からショートカット離陸。空中に浮き上がるとすぐ、右側には蛇行する御笠川とそれにかかる上月隈橋などの橋、博多区板付の街並みが広がります。

イメージ 5 ▲福岡空港滞在40分弱でもうサヨウナラ。

イメージ 6 ▲滑走路の途中からショートカット離陸で浮き上がると右側に御笠川。

 福岡空港を離陸したJAC3599便は、しばらく南へ飛び、やがて左旋回して進路を東に取り、大分中津の上空から周防灘の海上へと抜けます。国東半島の北側から瀬戸内海上空に入り、山口と広島の県境が近づいたところでライトターン。松山空港の滑走路延長線上に入って、早くも徐々に高度を下げていきます。

 そして14:15、飛行時間36分で、松山空港RWY14に着陸し、着陸後わずか1分でスポットイン。はやっ!定刻は14:20到着なので、松山空港からは14:35発のリムジンバスに乗ることを計画していましたが、14:25発のバスに乗ることができ、予定より早く市内へ行くことができました。松山は雨のようです。

イメージ 7 ▲大分県中津市上空から周防灘へ抜けます。

イメージ 8 ▲松山空港へファイナルアプローチ。手前は情島、奥は屋代島(たぶん)。

イメージ 9 ▲定刻より5分ほど早く松山空港オープンスポットに到着。

イメージ 10 ▲出雲空港からずっと一緒だった乗務員のみなさん、ありがとうございましたー。