毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

大社造のJR出雲市駅(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その14)

イメージ 1 ▲出雲大社参拝の玄関駅・出雲市駅の駅舎は大社造の出雲大社を模したもの。

 2015年9月23日、割子そば食べられず。

 09:58に寝台特急「サンライズ出雲」で終点出雲市駅に到着した僕ですが、時間があるのならば、このあと出雲大社参拝にでも出かけたいところ。

 出雲市駅は高架ホームになっているので、列車を降りたら階段を下りて改札口へ向かうことになります。階段を下りて改札を出ると、駅コンコース。ホームが高架上にあるので、南口と北口は通り抜けることができるようになっていますが、そのどちらにも行かずにまっすぐ進むと、一畑電車の電鉄出雲市駅まで駅ビルのような施設が続いていて、外に出ずに一畑電車まで行けるし、おみやげなどの調達にも便利です。

イメージ 3 ▲写真奥が改札口。改札から中に入って左右の階段を上るとホーム。

イメージ 4 ▲駅コンコースにある「出雲そば 黒崎」。ここの「割子そば」食べたい!

 駅コンコースの一角に「出雲そば 黒崎」というお店あがります。前回2013年2月に来たときには、このお店で「割子そば」を食べましたが(その時の記事はコチラ。)、なかなかおいしい。いわゆる立ち食いそば屋ではなく、ちゃんとテーブルに就いて食べるスタイルで、「かに寿し」や「出雲そば弁当」などの駅弁も扱っています。朝もまだ食べていないので、今回もここで「割子そば」を食べたいところですが、今回はその時間さえないのだ。

イメージ 2 ▲出雲大社は折しも「平成の大遷宮」のさなか。

 出雲大社の駅舎の北口正面は、大社線が廃止になってからは出雲大社への玄関駅となった出雲市駅らしく、大社造の出雲大社を模した造りになっていて、実に堂々とした構え。巨大な屋根もそうですが、それを支える柱も大したものです。折しも、出雲大社は1953年以来約60年ぶりの「平成の大遷宮」のさなか。「平成の大遷宮」は2008年4月から2016年年3月末までを第一期事業をしており、2016年4月から2019年3月までは、第二期事業として更なる境内整備が行われるそうです。

 しかし今回は、「割子そば」も食べられず、出雲大社にも行けない。出雲市駅前から、10:25発の空港連絡バスで出雲空港へ行かなければならないのです。出雲市駅北口を出て右手にある一畑グループ経営の「ツインリーブスホテル出雲」の前が空港行きのバスのりば。ここから「出雲縁結び空港」へゴー!

イメージ 5 ▲一畑グループが運行する出雲空港連絡バス。

イメージ 6 ▲車側には「出雲縁結び空港」の文字も。