毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ドーンと豚どーーん!(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その11)

イメージ 2 ▲最後の最後に食べられました、帯広と言えば「豚丼」!

 2015年9月22日、帯広と言えば。

 幸福駅をあとに、東へ少し行くと帯広空港(愛称「とかち帯広空港」)があります。短いながらも充実した帯広旅行はあっという間に終わり、これから飛行機に乗って羽田へひとっ飛びです。

 おっと、その前に、お昼をまだ食べていませんね。チェックインを済ませて、ターミナルビル2階にあるレストラン「ハートフィールド・十勝帯広空港レストラン&カフェぶた丼たむら」へ。「ぶた丼たむら」と言えば、前日ばんえい競馬を見に行ったとき、隣接する「とかちむら」に豚丼店があって、食べようと思って中に入ろうとしたら「今日はもう売り切れです」と言われて食べられなかった、あの豚丼店ではないか!空港にも店舗があるとは知らなかった。というわけで、迷うことなく「ぶた丼」をオーダー!

イメージ 1 ▲帯広以外のところで食べたことはあるが帯広で食べるのはこれが初めて!の「ぶた丼」。

 待つことしばし、ついに配膳された「ぶた丼」は、「創業時から変わらぬ秘伝のタレと丁寧に直火で焼いたお肉がベストマッチ」と宣伝されているだけに、確かにこの直火で焦げた感じといい、濃厚そうなタレの色合いといい、いかにも食欲をそそります。タレは見た目ほどに濃くはなく、肉は僕にはちょっと薄めだけれど、白いごはんにまさにベストマッチして、がつがつ食べられちゃいます。ついに帯広で帯広名物「ぶた丼」を食べられて、満足!

イメージ 3 ▲この写真だけでごはん3杯は食べる自信があります。

 さて、これから乗るのは15:50発の羽田行きJAL574便。3階の送迎デッキへ上がって、これから乗る飛行機を眺めます。この日の機材はレジJA-350JをつけたB737-800。登録は既に日本航空に変更になっていますが、機体にはまだ前の登録のままの「JAL EXPRESS」の文字が入っています。15:05に羽田から到着するJAL577便の折り返しです。

イメージ 4 ▲爽やかな青空の下で折り返しの機内整備が進む羽田行きJAL574便。

イメージ 5 ▲この日の機材は「JAL EXPRESS」のままのB737-800。

 三連休最終日ということもあって、機内は満席。僕は32番C席に着席し、15:51のドアクローズ。15:54にプッシュバックになり、RWY35から16:02に離陸しました。

 雲一つない空を行くJAL574便からは、地上の景色が存分に楽しめます。離陸後、ほぼ真南に針路を取り、左側の機窓からは太平洋が眺められるようになります。広尾線の終点広尾駅があった広尾町の十勝港など、海岸線を眺めながら南下していくと、その先端はもちろん襟裳岬。そして洋上飛行となり、睡魔が襲ってきて、次にハッと気がついたときには、もう最終の着陸態勢。羽田には定刻より少々早めの17:22にRWY23に着陸し、17:30に3番ゲートにスポットイン。青森便ではいつも21番ゲート周辺にしか入らないので、まったく逆サイドの3番ゲートなんて、なんだか新鮮でした。

イメージ 6 ▲集落が広がり防波堤がのびているところが広尾町の中心部。

イメージ 7 ▲襟裳岬と言えば森進一。えりもの春は何もない春ですぅ~♪

イメージ 8 ▲爆睡してるうちに羽田に着いてしまいました……