毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

成田空港、濃霧。(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その1)

イメージ 1 ▲まいどおなじみ香港発成田行きCX524便、32番ゲートでお待ちです。

 2015年9月18、19日、着陸できるのか。

 さて、今日から、去年2015年の夏休みの旅レポをUPしていきますよ。

 夏休みと言っても、今回もまた9月後半になってからやっと取れるようになりまして、9月19日のいつもの夜行便で出発です。しかも前夜18日の夜に仕事が入ってしまい、着替えることもできずにスーツのままで空港へ行き、夜行便に乗ることに。やれやれ。

 いつもの01:00発の東京成田行きキャセイパシフィック航空CX524便はこの日は32番ゲートからの出発。機材はレジB-HNPをつけたB777-300。しかし、00:35頃に、技術的トラブルにより搭乗開始が遅れるとのアナウンスがあったのに続き、1時ちょうどには、出発は01:30になるとのアナウンスがあり、搭乗開始が実際に始まったのは01:07。この便の出発が遅れるのは珍しいなあ。

イメージ 3 ▲32番ゲートは出国審査場から遠くもなく近くもないといった位置関係。

イメージ 2 ▲珍しく出発が30分ほど遅れることに。

 この日はエコノミークラスの2列目の40番A席に着席。機内は当然のように満席になり、01:40にプッシュバックが始まり、01:54にRWY07Lから離陸。いつもの紙箱入りスナックを食べてうとうとし、気がつけば、外はもう明るく、早くも最終の着陸態勢です。

 機窓の外は一面の白い雲。はるか向こうには、富士山が雲のうえに顔をのぞかせているのもぼんやりと見えました。

イメージ 4 ▲うとうとして気がつけば、もう最終の着陸態勢。

イメージ 5 ▲わかるでしょうか、中央奥にふじさんがちょこっと見えてるんですが。

 ところが、高度を下げていって雲の中に入ると、この雲をなかなか抜けません。下がっても下がっても地上が見えてこない。下がって下がって、やっと地面が見えた!と思ったらもう滑走路のすぐ手前で、真っ白いもやの中を、06:43にRWY16Rにランディング。うわー、すごい霧ですね~。よく着陸できたものです。ターミナルに入っている飛行機もぼんやりとしか見えないくらいです。

イメージ 6 ▲なかなか地面が見えず、やっと見えたと思ったらもう滑走路直前。

イメージ 7 ▲離陸待ちのバニラ・エア機。奥のヒコーキ・ファン御用達「マロウドホテル」もかすんでる。

イメージ 8 ▲第1ターミナルに入っているANA機もぼんやりとしか見えません。

 CX524便は10分ほどタキシングして、06:54に第2ターミナルにスポットイン。いつもならもうこの時間には、羽田空港行きリムジンバスののりばに並んでいる頃ですから、やはりいつもよりだいぶ遅れて到着したという感じがします。このあと急がねばならないわけではないので、これぐらいの遅れなら問題ないのですが、それより、天気はこのまま霧とかもやのたちこめたままになるのでしょうか。羽田空港の方はだいじょうぶかなとちょっと心配になりながら、降機して入国審査場へ急ぎました。

イメージ 9 ▲こんな近くからでもなんとなくぼんやりとした輪郭のCX524便。