25分遅れのKA296便(ハノイふたたび;その27)
▲ハノイ・ノイバイ空港で出発準備中の香港行きKA296便。
2015年5月4日、バルカンホリデイズ。
僕が乗る10:35発の香港ドラゴン航空香港行きKA296便は、32番ゲートからの出発。しかし、ゲート前まで行ってみると「Delayed」の表示が。一瞬「こりゃ困った」と思いましたが、香港空港のサイトを調べてみると、香港からのKA297便は、定刻08:40出発のところ、17分遅れの08:57に出発していることがわかっり、それほどたいした遅れではないようなので、まずは一安心。
▲この日のKA296便は32番ゲートから。ぴかぴかで真新しいゲート前フロア。
▲KA296便に「Delayed」表示が。でもそんなには遅れなさそう。
そこへ飛んできたのが、香港からのKA297便。定刻09:40のところ、09:58にRWY29Lにランディング。うん、やはりそれほどの遅れではありません。この頃には、32番ゲートでは、折り返しとなるKA296便は25分遅れの11:00発になり、搭乗開始は10:40だとの案内がなされました。
着陸したKA297便は、目の前をゆっくりとタキシングをしてゆき、10:06頃に32番ゲートにスポットイン。この日の機材はレジB-HTHをつけたA321-200です。
▲香港から飛んできたKA297便がRWY29Lにランディング。
▲ターミナルビル前をゆっくりとタキシングするKA297便。
▲RWY29L/Rエンドあたりまで戻ってきて回り込み、
▲そして32番ゲートにスポットイン。
ところで、KA297便が着陸した頃、離陸に向けてゆっくりとRWY29L/Rエンドへタキシングしていった飛行機が一機あるのですが、尾翼に「BH Air」という文字が入っていたので、おや?と思いました。機体前方には「VietJetAir.com」と描かれていて、10:05発のホーチミンシティ行きVJ161便のようなのですが、レジはLZ-BHFになっています。これはブルガリアの「バルカンホリデイズ」が所有する「BH Air」のもの。「BH Air」は、ソフィアをベースに、ツアーオペレータに対するチャーター機の供給を主に行っている航空会社のようで、なぜかベトジェット・エアは「BH Air」からしばしばA320をウエットリースしているもよう。このLZ-BHFも、2015年1月から同9月まで「BH Air」から借りてきたものらしいです。
▲いったいベトナムとブルガリアにどんな結びつきが?と思わせますな。