毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

瀋陽で食べているもの(刀削麺)

イメージ 1 ▲日本でも人気のある山西省名物「刀削麺」を瀋陽で。

 先日、カルフールへ買い物に行こうと思って自宅近くからバスに乗り、最寄りのバス停で降りたら、目の前に「麺道山西刀削麺」というお店があったので、ふらふらと中に入ってしまいました。店内はけっこう広く、明るくきれい。きっとチェーン店だな。和平区文化路、「展覧館」バス停前です。

イメージ 4 ▲バスを降りたらあったのでふらりと立ち寄った「刀削麺」のお店。

 「刀削麺」、中国東北地方のものではなく、北京市、河北省の西、山西省の名物麺ですが、瀋陽市内でもけっこう刀削麺のお店を見かけます。日本国内にもけっこう前からたくさんお店ができたので、ご存じの方も多いでしょう。練った小麦粉のかたまりを片手で持ち、もう片手に包丁というかブリキの板というか、薄い鉄片を持って、その鉄片で小麦粉のかたまりを削ると、薄く長い麺になって、湯の沸き立った大鍋の中へ飛んで行って茹でられるという麺。もっちりした食感が楽しめます。

イメージ 2 ▲「大肉麺」には、柔らかく煮込まれた豚の角煮がトッピングに。

 店に入ったら、レジで注文し、レシートを調理カウンターに出し、できあがったら自分でお盆に載せてテーブルへ行って食べるというセルフ方式。今回は「大肉麺」を注文。トッピングに柔らかく煮込んだ豚の角煮のような肉のかたまりが載ったものです。スープは濃いめの醤油スープで、上には他にチンゲンサイと刻みネギが載ってます。値段はこれで確か16元(=約285円)だったはず。

 さて、テーブルに就いて、いただきまーす。おお、すごいボリュームだ。麺の一本一本がかなり長いので、本当に練った小麦粉のかたまりを鉄片で削いで作ったものなのか少し疑問。でも厨房の中が見えないので、確認できない。もっちりとした食感はおいしく、スープもおいしいので、いいんですが。

イメージ 3 ▲幅が広く、もっちりとした食感の刀削麺。