JALで朝粥。(ハノイふたたび;その21)
▲ホーチミン発東京羽田行きJL070便、気がつけばもう夜明け。
2015年4月26日、「インターステラー」。
さて、では、ホーチミン・タンソンニャット空港18番ゲートから、23:10発の東京羽田行きJL070便に搭乗することにしましょう。
搭乗開始が少し遅れましたが、僕は48番A席に着席。JALのB787-8ドリームライナーのエコノミークラスは、2×4×2の8列アブレスト。JALは国内線ではB7878-8を飛ばしていませんが、ANAが国内線に飛ばしているB787-8は3×3×3の9列アブレストなので、それに比べるとゆとりがあるし、窓際席でも2人掛けなので心理的にもラクです。
▲エコノミークラスは2×4×2の8列アブレスト。
機内はまたたくまにほぼ満席になりました。この時期にホーチミンから日本へ行くフライトが満席だなんて、びっくりです。どうしてだろう?
そしてJL070便は、搭乗開始が遅れたわりには、23:12にドアクローズとなり、23:15にプッシュバックが始まって、ほぼ定刻の出発です。23:28にRWY25Lから離陸して、一路東京羽田を目指します。
飛行時間は4時間ぐらいだと思われますが、機内放送では、離陸後に飲み物のサービス、そして到着2時間前に朝食のサービスがあるとの案内が。それだとほとんど寝てる時間はないのでは?
▲深夜のドリンクサービス。せっかくなので寝る間を惜しんでヱビスビール。
離陸後にサービスされる飲み物をささっと飲んで寝ちゃおうと思ったのですが、ほぼ満席なものだから、なかなか飲み物が回ってこない。
じゃあ映画でも観よう、と観たのが「インターステラー」。監督クリストファー・ノーラン、主演マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイら、2014年米国。特殊相対性理論(ウラシマ効果)、ワームホールと超大質量回転ブラックホール、特異点、事象の地平線、スイングバイ航法などなどについてしっかり科学的考証を行って作られたSF巨編。難解すぎて、スケールがでかすぎて、うっかり最後まで観てしまった。これではほんとに眠れないではないか。
▲そして到着2時間前、ブレックファストのお時間です。
そうこうしているうちに、ベトナム時間で午前2時半、日本時間で午前4時半、早くも朝食の時間となってしまいました。メニューは、温かくてあっさりとおいしいおかゆの白身魚の塩焼き添えに、フレッシュサラダ、海老団子と煮物、フルーツとヨーグルト。もちろん、眠っていたければ朝食を断ればいいのですが、僕は貧乏性だからそれはできない。いただけるものは、ありがたくいただかなければ。
▲ほんのりと塩味が効いて、胃にもやさしく、おいしいおかゆでした。
日本時間で5時を過ぎると、機窓の外はすっかり明るくなって、青空が広がってきます。窓からはB787-8の主翼が見えていますが、B787-8は飛行中は主翼が反り返るそうです。見た感じは、どうかなー、反っていると言えばそう見えなくもないかなー。
ほどなくして機内アナウンスがあり、最終の着陸態勢へ。ホーチミンから東京なんて、ほんと近いですね。高度を下げながら房総半島上空をぐるりと回って、06:26にRWY23にランディング。D滑走路からターミナルビルまでは遠いので、10分以上タキシングして、06:38に143番ゲートにスポットインしました。JALのB787-8への初搭乗、満席でしたが、快適でした!
さて、羽田到着後の旅レポは書庫「青森へ帰ろう」の方へ続きます。そちらをご覧あれ。
▲まもなく木更津上空といったあたり。