毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ベトナム航空国内線(ハノイふたたび;その19)

イメージ 3 ▲ハノイ・ノイバイ空港で出発を待つ18:55発ホーチミン行きVN261便。

 2015年4月26日、ホーチミン暑い。

 さて、ホーチミン行きベトナム航空VN261便の搭乗時刻が近づいてきたので、ゲートへ行ってみましょう。この日は2番ゲートからの出発です。

 VN261便のもともとの出発時刻は18:35でしたが、ベトナムへ来る数日前に、出発時刻が18:55に変更になったとのメールが届きました。このへんの対応はなかなか丁寧ですね。

イメージ 5 ▲この日のVN261便は2番ゲートから。

 ベトナム航空に乗るのはこれが2度目。と言っても、前回は確か1999年に出張で来たときのことなので、ほとんど今回が初めてのようなものです。そのときもハノイからホーチミンへ乗りましたが、機材はA320だと記憶しているので、ベトナム航空の大型機に乗るのは今回が正真正銘の初めて。そう、この日のVN261便はB777で運航されるのです。僕は、ベトナム航空のこの濃緑色のカラーがなかなか気に入っているのですが、そのカラーリングのB777がスポットインしている様子は、なかなかかっこいいです。この日の機材は、レジVN-A142をつけたB777-200です。

イメージ 4 ▲ノイバイ空港の天気は曇り。そろそろ暮れ始めてきたかな。

イメージ 6 ▲ベトナム航空の大型機に乗るのはこれが初めて。

 今、ベトナムで急速に台頭してきているのが、LCCのベトジェット・エア。2011年末に運航を開始しましたが、今やA320を24機とA321を3機で運航するけっこう大所帯なLCCに成長。ノイバイ空港で見ていても、ベトジェット・エア機がひっきりなしに離発着し、勢いを感じます。

 目の前にスポットインしているベトジェット・エア機は、ボディに「9000」という数字と、その下に「AIRBUS AIRCRAFT」の文字が描かれています。これは、2015年3月23日にエアバス社からベトジェット・エアに引き渡された、レジVN-A651をつけたA321。エアバス社として9,000機目のキリ番引き渡しとなったことから、このマーキングがほどこされているそうです。

イメージ 2 ▲手前は着々と力をつけてきているベトジェット・エア機。奥はVNのA330。

イメージ 1 ▲縦位置でよく見えませんが、エアバス社9,000機目引き渡しのA321のようです。

 さて、VN261便は、18:25、搭乗開始。ビジネスクラスは、2×3×2の並びで、窓際の2人掛け席が4列、中央の3人掛け席が3列の合計25席仕様。僕は2番K席に着席。今時のビジネスクラスにしては旧型のシートと言わざるを得ませんが、国内線だし、前後のシートピッチは広すぎるくらいで、十分ゆったりです。

イメージ 7 ▲ベトナム航空B777-200のビジネスクラスキャビン。

 ビジネスクラスは満席になりました。客室乗務員と親しげに会話している人が多く、どうもベトナム航空関係者が大人数の家族で乗り込んでいるようです。

 あたりがほぼ夕闇に包まれてしまった18:56にドアクローズとなって、すぐにプッシュバックが始まり、VN261便は19:09にRWY11Lから離陸しました。さすがB777-200、実に安定感があります。僕は、香港にいても日本国内でもB777に乗る機会はすごく少ないので、なおさらこの安定感を強く感じます。

イメージ 8 ▲これで国内線か!と思うほど立派な機内食。ウレシイ。

 ハノイからホーチミンまでのブロックタイムは2時間。わりと時間に余裕があるせいか、国内線なのに立派な機内食が出てきました!こんなことならさっきラウンジでインスタントラーメンなんか食べるんじゃなかった!(笑)

 チョイスは、フィッシュとライス、ビーフとポテト、チキンとパスタの3種類もあるなんてスゴイ。僕はビーフを選択。ベトナム航空機の尾翼のマークにもなっている蓮の花が濃い黄色で刺繍された薄い黄色のテーブルクロスが敷かれ、そこへ、陶器の器に盛りつけられた機内食がトレーに載って登場。ホットミールのほか、サラダ、フルーツ、そして、ベトナム名物のサンドイッチ「bánh mì(バインミー)」に使われるようなバゲット。赤ワインもグラスに注いでくれて、ゆっくり食事を楽しむことができました。

 ホーチミンまでの飛行時間は1時間39分で、VN261便は、20:48にホーチミン・タンソンニャット空港RWY25Rにランディング。20:57にスポットインして降機すると、外は蒸し暑い!!

イメージ 9 ▲ホーチミン・タンソンニャット空港に到着したVN261便。