毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

インスタントラーメン(ハノイふたたび;その18)

イメージ 6 ▲お湯を注げばできあがり!のハノイ・ノイバイ空港ラウンジのお食事です。

 2015年4月26日、ビア・サイゴン。

 今回のベトナム旅行のメインにしていたドゥンラム村の参観を終え、モンフ集落の入口の門まで戻って、車に乗ります。時間は午後3時を回ったところ。相方はハンさんと一緒にハノイ市内へ戻りますが、僕はハノイ・ノイバイ空港を18時55分に出発するフライトでホーチミンシティへ飛ぶことになっているので、まず先にノイバイ空港へ送ってもらうことになっています。

 ドゥンラム村からノイバイ空港への道は運転手さんもよくわからないらしく、ちょっと迷ったりもしましたが、なんとか午後4時40分頃には空港に着くことができました。ハンさん、今回もばっちり案内してくれて、ありがとう!

イメージ 1 ▲国内線は昔からあるターミナルの方に集約されました。

 2014年の年末に新しいターミナルビルがオープンしたことで、新ビルは第2ターミナルとして国際線専用となり、国内線は旧ビルが第1ターミナルとなって、全部そちらに集約されることになりました。前回来たときに香港行きのフライトのチェックインをしたカウンターで、今回は国内線のホーチミン行きのフライトのチェックインを行いました。

 セキュリティゲートを抜けて制限エリア内に入ると、広いフロアにベンチがずらりを並び、その両側にショップが並んでいる光景は、国際線時代と変わりません。ただ、詳しく見て回ったわけではないのでわかりませんが、国内線線用になったので、免税店なんかはなくなったのでしょうね。

イメージ 2 ▲国際線時代と変わっていないように見える制限エリア内。

 ハノイ~ホーチミン線は、ベトナム航空、ベトジェット・エア、ジェットスター・パシフィックの3社が、1日合計60往復以上を飛ばしているという巨大幹線。飛んでいる機種も、この記事を書いている2016年1月の段階では、A320、A321からA330、B777、そして最新鋭のB787、A350まで、実に多彩です。

 僕がこれから乗るのは、もともと18:35発だったのが、ベトナムに来る数日前に時刻変更のメールが届いて、18:55発に変更になったベトナム航空VN261便。機材がB777だというので、国内線フライトということもあり奮発してビジネスクラスを手配していたので、出発までの時間をラウンジで過ごしたいと思います。

イメージ 9 ▲ベトナム航空国内線のビジネスクラスラウンジ。

イメージ 3 ▲ベトナム人利用客がほとんどで、庶民的な雰囲気。

 ラウンジは、出発ゲートのコンコースの一角に間仕切りをしてこさえたようなスペースで、それほど広くはなく、もともと建物が古いので、「おお、スゴイ!」と感じるような場所ではないですが、ソファに座ってゆっくり休みながら出発を待てるのはありがたい。

 ではまず飲み物をいただこうとドリンクコーナーへ行ってみると、おお!「Bia Sài Gòn(サイゴン・ビール)」がある!今までハノイ・ビールしか飲んだことがなかったので、初めて飲みます!スペシャル・ラガーのようですね。濃緑の缶がなかなかシブイ。

イメージ 4 ▲ここでサイゴン・ビールを初めて飲めました。

 食べ物コーナーは、スナック菓子類が多いですが、「Nem rán(ネムザン;揚げ春巻き)」などもあって、まずまず充実。そんな中で目を引くのが、積み上げられた白いどんぶり。どんぶりの上にフタのように白い平皿を載せ、その上にまたどんぶりを載せ、を繰り返して、どんぶりが五段重ねぐらいになって、そんなどんぶりが何十個も壁のようにそそり立っています。なんだこれは?

イメージ 8 ▲食べ物コーナーには、白い平皿でフタをした白いどんぶりの壁が。

 フタになっている白い平皿をどけてみると、どんぶりの中に入っていたのは、インスタントラーメン。袋麺の麺をまず入れ、その上に粉末スープと「かやく」がふりかけられていて、備え付けのポットからお湯を注げばできあがりという寸法。トッピング用にハムやハーブ類の葉っぱを刻んだものなども用意されています。ビジネスクラスラウンジでインスタントラーメン。これだけの数のどんぶりが積んであるのだから、人気があるに違いない。というわけで、僕も、いただきまーす!ヽ(^。^)丿

イメージ 5 ▲インスタントラーメンと揚げ春巻きをいただきます。

イメージ 7 ▲どこからどう見てもインスタントラーメン。味はまずまず。