毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日が沈む。(月一帰省7月ver.;その7)

イメージ 1 ▲真夏の夕日と夕焼けをこうして見られるのも飛行機の旅の楽しみの一つ。

 2015年7月26日、温かいスープ。

 西日本上空に入ると、台風12号の影響で、眼下はすっかり雲に覆われてしまいました。香港行きJL735便の機上から見る夕陽の明かりも最後の一条となり、やがて太陽が完全に隠れてしまうと、残されたオレンジ色の光も、みるみるうちに群青色に染められていきます。この美しい光の移り変わりを眺めながら、今度はワインでも飲もう。この日の赤はフランス、チリ、オーストラリアのものが用意されていましたが、まずはチリの「Terra Mater Vineyard Reserve Pinot Noir N.V.2013」から。

イメージ 4 ▲「満寿泉」からチリの赤ワインに移ります。

イメージ 2 ▲太陽はとうとう沈んでしまいました……

イメージ 3 ▲残照に映る眼下の景色はすべて雲。台風12号の影響で西日本は厚い雲にすっぽり。

 さて、夕食です。和食と洋食のチョイスができるところ、僕はどうして洋食を選んだのでしょう?とにかく今回は洋食です。

 隣の席が空いたままなので、隣を気にすることなく、ゆっくり食事を楽しめます。ただ、機材が古く、シートも古いタイプの「JAL SKYLUXE SEAT」なので、シートTVが肘掛けの中から引き出すタイプで、テーブルに機内食のプレートを置くと、シートTVがプレートの上の皿などにつっかえて、画面が見にくくなってしまうというのが難点。

イメージ 5 ▲今回の機内での夕食はなぜか洋食をチョイス。

 和食には温かい味噌汁が付くわけですが、洋食の方にも「カレー風味のコンソメスープ」という温かいスープがあって、うれしい感じ。ほんのりカレーの匂いが立ち上って、食欲をそそります。

 前菜は3種。「ラタトゥイユとローストビーフ」、「プロシュートハムとパパイヤ」、そして「鯛と帆立のカルパッチョ」。中でも帆立のカルパッチョはたいへんおいしく、白ワインがほしくなったけれどもここはガマン。

イメージ 9 ▲カレー風味のコンソメスープ。温かくておいしい。

イメージ 8 ▲前菜3種。特に鯛と帆立のカルパッチョは美味。

 メインは「牛フィレ肉のグリル ロックフォールソース」と「ポークカツレツ ウィーン風」のどちらかをチョイスできるということで、今回はビーフをチョイス。フライドポテトとニンジン、ホウレンソウが添えられています。

 ミニサラダには小瓶のオリーブオイルをかけて。パンは「胡麻とローズマリーのパン」と「オレンジピールのパン」の2種が温めてサーブされます。全体としてなかなかのボリュームであります。

イメージ 6 ▲メインは牛フィレ肉のグリルをチョイス。

イメージ 7 ▲サラダにはオリーブオイル、2種類のパンはもちろん温めて。
 
 あー、おなかいっぱいになった。ごちそうさまでした。デザートはハーゲンダッツのアイスクリーム・バニラ味。ワインをオーストラリアン「Fox Creek "Red Baron" Shiraz 2013」に変えて、もう一杯。

 そして終点、香港国際空港、21:27にRWY25Rにランディングして、61番ゲートにスポットイン。定刻より30分も早い到着で、預け荷物もすぐに出てきて、いつもより1時間も早い22:20発のバスに乗ることができました!これで7月の月イチ帰省はめでたく終了!であります。

イメージ 10 ▲デザートはハーゲンダッツ。ワインは豪州の赤をおかわり。