毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

久々E2系@新青森駅(月イチ帰省6月ver.;その3)

イメージ 4 ▲新青森駅で発車を待つ臨時列車「はやて358号」。

 2015年6月28日、トクだ値!

 青森の実家で2泊し、日曜日にはもう香港へ戻らねばなりません。

 青森からは、新青森発13:31の「はやて358号」。この日はこの臨時列車が運転されるということを知り、迷わず選択しました。

 なぜなら。

 2013年3月のダイヤ改正で、新青森駅には定期列車ではE2系の乗り入れがなくなってしまい、定期列車のすべてがE5系「はやぶさ」になってしまったので、普段は新青森駅ではE2系も「はやて」も見ることができなくなっているからです(朝と夜に新青森~盛岡間を走るE5系の「はやて93/98号はありますが。)。E2系がE5系に置き換えられたのはしかたがないにしても、東北新幹線が初めて青森県に届いたときに最初に走った列車が「はやて」なので、それをなし崩し的になくしてしまうというのはどうかと思いますねえ。JRってなんだかんだ言ってけっこう勝手よね。

イメージ 1 ▲新青森駅に赤字で「はやて」と表示されることはめったになくなりました……(´`)。

 この日は、別に連休のさなかでもないし、6月というむしろ観光シーズンとしてはオフシーズンのはずですが、上りは2本だけ臨時列車があり、1本が16:05発の「はやぶさ78号」、そしてもう一本がこの「はやて358号」だったのです。かなり久しぶりに、新青森駅でE2系を見られて、なんかうれしいような、なつかしいような。この日の「はやて358号」はJ60編成の運転でした。

イメージ 5 ▲新青森駅でE2系を見るのは本当に久しぶり。

イメージ 6 ▲このマークがリンゴをデザインしたものであることを知る者はもはや少ない?

イメージ 7 ▲以前は新青森から乗る新幹線と言えばほとんどE2系の「はやて」だったのに。

イメージ 2 ▲「はやて」に乗れてうれしいなあ(^^)。

イメージ 8 ▲新青森駅の駅名標。後ろは13:52発の「はやぶさ22号」かな。

 ところで、今回の「はやて358号」には、グリーン車に乗ります!JR東日本の切符予約サイト「えきねっと」の割引切符「トクだ値」で、普通席は5%引きしかなかったのに、グリーン車は35%引きがあり、その方が普通車に乗るより安かったからです!

 そんなわけで、9号車に乗り込み、久しぶりにイエローのカバーがついたヘッドレストのシートに身を沈めます。しかし、今年の3月13日で、グリーン車のグリーンアテンダントによるドリンクサービスなどは終了しているので、コーヒーなどは車内販売から購入しなければなりません。そのサービスがなくなったからと言ってグリーン料金が下がったわけではない。JRにとってはコストが下がり、利用客にとってはサービスが低下したことになり、これまたJRの身勝手であります。

イメージ 9 ▲「えきねっとトクだ値35」を利用し、グリーン車へ!

イメージ 3 ▲イエローのヘッドレストがついたどっしりとしたシート。

イメージ 10 ▲新青森駅出発時はこんな感じですが、仙台で満席になるんです。

 「はやて358号」は、新青森出発時は乗客もまばらでしたが、車内放送では「本日は普通席、グリーン席ともに満席となっております。今空いている席にものちほどお客様がまいります」という案内が繰り返し行われ、事実、グリーン車も仙台で満席になりました。6月の日曜日で臨時列車なのに、すごい。

 僕の隣の席に仙台から乗って来た、かなりメタボなスーツ姿のお兄さん、着席するなり爆睡を始めたのですが、この人、どう見ても、睡眠中に呼吸が止まってる!!大きな口を全開にして眠っているのですが、息を吸ってもいないし吐いてもいない。しばらくすると、「ンフゥゥゥゥゥ」みたいな音をたてて息を吸い込んで、また静かになる。この人、絶対に睡眠時無呼吸症候群だ。「この人、だいじょうぶか?」と隣席の人が気になって、せっかくのグリーン車なのに仙台以南はあまりくつろげませんでした(^^ゞ。

イメージ 11 ▲「トクだ値35」で購入した「はやて358号」の切符。お安うございました。