毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

プルコギ機内食(どうしても冷麺が食べたくて;その4)

イメージ 3 ▲ソウル発延吉行きKE825便の機内食もしっかりしたもの。

 2015年4月17日、リターンナッツ。

 09:50発ソウル発延吉行きKE825便は、16番ゲートで09:30から搭乗が始まり、僕は41A席に着席。機材はレジHK7718をつけたB737-900です。僕は、B737-900に乗るのはこれが初めてかも。隣の席は空席のままで、少しゆったりできます。シートテレビはありません。全体に7割ぐらいの埋まり具合でしょうか。

 09:57にドアクローズとなり、10:01にプッシュバック。そして、3本ある滑走路のうちいちばん西側のRWY16から10:16に離陸。仁川空港は永宗島という島にあるので、離陸すると眼下にはすぐに海が広がります。左側には、2009年に開通した仁川大橋が見えています。仁川大橋は総延長21.27km、うち橋梁部分は18.2kmだそうです。

イメージ 1 ▲RWY16から離陸。

イメージ 2 ▲左手に見えるのは仁川大橋。

 機内アナウンスによれば、延吉までの予定飛行時間は2時間05分。北朝鮮上空を突っ切っていくわけにはいかないので、離陸後しばらくは、中国の山東半島に向けて西へ西へと飛び、途中で針路を北西に変えて、大連を目指します。そして遼寧省上空を北東方向へどんどん飛んで行くというルートのようです。

 しばらくすると機内食。飛行時間約2時間と短いながら、しっかりとした機内食が配られます。その前に、飲み物のサービスもあり、アルコールももちろんOK。バドワイザーの缶ビールと一緒に配られた「Fisher Honey Roasted Peanuts」は、もしやナッツ姫の大好物のあのナッツ?袋のまま配られたけど?

 機内食のメインは「ポーク・コチュジャン・プルコギ」。ほかにスモークサーモンのサラダ、丸パン、ドールのパイナップル、そしてミネラルウオーター。遅目の朝食としては十分ではないでしょうか。機内でプルコギなんて、大韓航空、いいじゃないの(^^)。

イメージ 4 ▲飛行時間2時間ちょっとでも、しっかり韓国風のホットミールが出てきてうれしいです。

 しばらくすると、延吉空港へファイナルアプローチ。どんどん高度を下げ、延吉空港の上空をスルーパスしていったん延吉市の東部へ抜けます。延吉市東部の山地は、頂上付近がうっすらと白くなっていて、おそらく前夜冷え込んで雪がちらついたのでしょう。4月と言ってもさすがにこのあたりはまだ寒そうです。

 風がかなり強いらしく、高度が下がってきたら、すごい揺れです。これはちゃんと着陸できるだろうかと不安になるほどの激揺れ。しかしなんとか強風をくぐり抜け、延吉空港RWY27に11:26に無事ランディング。Follow Meカーに導かれて、3番ゲートにスポットイン。しかし、どういうわけか空港側から「待った」がかかったらしく、すぐには降りられません。訳が分からないまま15分ほど待たされてようやくボーディングブリッジがつけられ、降機することができました。これだけで「中国へ来たっ!」って感じです(^^)。

イメージ 5 ▲延吉市上空をスルーパス。中央は延辺大学のあたり。

イメージ 6 ▲延吉市東部の山地を旋回。うっすらと白くなっていて、雪が降ったようです。

イメージ 7 ▲まだ春の耕作は始まったかどうかという北の大地を見ながら、激揺れの中、着陸します。