毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

インチョン・トランジット(どうしても冷麺が食べたくて;その3)

イメージ 1 ▲時にはナッツリターンもしてしまう大韓航空のA380。

 2015年4月17日、韓国初上陸。

 香港からKE608便でソウル仁川空港に到着し、ついに韓国初上陸を果たしました!隣のゲートには、レジHL-7621をつけたA380が停まっています。A380、あいかわらずデカイ!

 時間は朝6時を回ったところ。仁川空港はアジアの巨大ハブ空港の一つと聞いているので、早朝からどれほどの賑わいかと思っていましたが、意外にもショップやレストランはまだあまり開いておらず、人もそんなにいない感じ。早朝でももっと活気があるかと思ってたのにな。

 我々はトランジットなので、韓国には入国しません。空港の制限エリア内で朝食を食べたいのですが、ほとんど選択肢がなく、24時間営業のフードコート「FOOD CAPITAL」をようやく見つけて、ここで朝から韓国料理。同僚はビビンパ定食、僕はユッケジャン定食、どちらも8,000ウォン!っていくら?

イメージ 2 ▲空港内フードコートで朝からユッケジャン定食はちと重いかも(^^ゞ

 食後は、次に乗る09:50発延吉行きKE825便が出発する16番ゲートは移動。搭乗待合室のベンチで少し仮眠をとりたいなと。

 最初のうちはまだ時間が早く、出発便も少なくて、人も多くなかったので、ベンチをいくつか占拠して仮眠することができましたが、さすがにだんだん人が増えてきて、ゲート周辺は混雑してきました。ゲートごとに表示されている出発便の中には、日本の地方都市もたくさんあり、仁川空港が日本にとっても重要なハブ空港であることを見せつけています。

イメージ 3 ▲メインターミナルに2本突き出たウィングの東側ウィングの突き当たりに16番ゲート。

イメージ 5 ▲15番ゲート付近から撮影。手前から奥へ16番、17番、18番ゲートが見える。

イメージ 4 ▲「青森」の文字を見つけて、ちょっとうれしい。

 16番ゲートの案内表示には、先発が08:00発のホーチミン行きKE681便が表示されており、その下に09:50発のKE825便が出ています。しかし、「延吉」はハングル読みだと「ヨンギル」で「연길」と書くはずなのですが、そうなっていない。表記は「옌지」です。僕はこれを見てすぐには気づけなかったのですが、「イエンジ」、つまり「延吉」の中国語読みをハングル文字に置き換えたものなのですね。かつて、「ソウル」のことは中国語で「漢城」と書いていたのに、現地読みにすることが中韓間で合意されて、「ソウル」という発音に近い「首爾」と表記するようになりましたが、相互主義で、中国の地名をハングルで表記するときも、中国の現地読みに近い表記にすることになったのでしょう。

イメージ 7 ▲下が延吉行きKE825便。「延吉」が「ヨンギル」ではなく「イエンジ」と表記されている。

イメージ 6 ▲手前が16番ゲートに入っているKE825便。後ろはSKY TEAMカラーのKE機B777-200、HL-7733。