毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

三角屋根の鰺ヶ沢駅(何かと大荒れ冬休み;その43)

イメージ 1 ▲鰺ヶ沢駅に到着した2525Dはここで14分停車。

 2015年2月16日、交換列車なし。

 東能代発弘前行き普通列車2525Dは、千畳敷を出ると、北金ヶ沢、陸奥柳田、陸奥赤石と停まって、10:34に鰺ヶ沢に到着します。秋田県の八森駅あたりから続いてきた日本海の風景は、陸奥赤石駅を出てしばらく行ったあたりで終わり、線路は内陸へとカーブして、鰺ヶ沢駅に入ります。

 鰺ヶ沢駅の駅名標のイラストは、左側がたぶん白神山地の原生ブナ林、右側は赤石川の支流「滝ノ沢」にある高さ85m、幅15mの「くろくまの滝」でしょう。「くろくまの滝」は県内最大級の滝です。

イメージ 3 ▲駅名標からは鰺ヶ沢が緑豊かなところであることが伝わってきます。

イメージ 8 ▲ホームの柱の駅名標。

 鰺ヶ沢駅では、交換列車があるわけではないのですが、14分も停車します。そこで、ちょっと駅舎の外に出てみました。

 鰺ヶ沢駅の駅舎は、三角屋根のけっこう新しそうな建物でした。1991年改築、2010年リニューアルの、鰺ヶ沢町の中心駅とのこと。トタン屋根なのが雪深い青森県の建物らしいです。駅舎正面に掲げられた駅名もそうなっているとおり、「鰺ヶ沢」の「アジ」の字は、「鯵」ではなく、「ム」が三つの「鰺」が正しいそうです。

 駅舎内はこれといって特徴はありませんが、町の中心駅だけあってみどりの窓口の営業もあり、キオスクもあります。停車時間中にちょこっと降りてちょこっと買い物もできるのはありがたいです。

イメージ 4 ▲トタン屋根の三角屋根がなかなか目立つ鰺ヶ沢駅。

イメージ 5 ▲駅舎内は三角屋根に合わせて天井が吹き抜けになっているわけではないのがちと残念。

 東能代から3両編成で走っている2525Dですが、最後尾3両目のタラコ色車両は、なぜだかわかりませんが、陸奥岩崎からは回送扱いとなり、乗車はできなくなっていました。その3両目に鰺ヶ沢駅からは再び乗車できるようになります。

 鰺ヶ沢駅構内は、ちょっと前まで2面3線のホームがあったような感じがしますが、現在使われているのは2線だけのようです。停車時間は14分もありましたが、上り列車と交換するわけでもなく、単純に14分間休憩して、まもなく発車です。

イメージ 2 ▲最後尾タラコ色車両、鰺ヶ沢から再び乗車できるようになります。

イメージ 6 ▲14分間も停車しますが、前方から列車がやってきて交換するわけではありません。

イメージ 7 ▲雪がなくてホームがところどころ乾いている感じが暖冬なんだなあと思わせますね。