毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

穏やか!真冬の日本海(何かと大荒れ冬休み;その41)

イメージ 6 ▲十二湖駅の観光案内板。山あり海あり、大自然がいっぱいです。

 2015年2月16日、真冬とは思えない。

 岩館駅は秋田県最北端の駅で、次の駅・大間越駅までの間に県境を越えます。岩館駅~大間越駅間は10.8kmもあり、列車はここを13分かけて走ります。左側の車窓からはずっと日本海の海岸が見えています。砂浜はまったくなく、ひたすら続く岩場に無数の波が波頭を真っ白に砕いています。でも、東側からは日が差し、気温もそんなに下がっていないので、「真冬の荒れ狂う日本海」という感じではありません。2月中旬にしてはまだしも穏やかな方ではないでしょうか。

イメージ 1 ▲岩館~大間越間は、こんな車窓の風景がずっと続きます。

イメージ 2 ▲あれはカモメか砕ける波か。

イメージ 3 ▲岩館駅から13分かけて、青森県内最初の駅・大間越駅に到着。朝日がまぶしい。

 大間越から青森県に入って、白神岳登山口、松神と停まって、次は十二湖。十二湖駅には一度だけ降りたことがあり、その時は十二湖へは行けませんでしたが、駅周辺の海岸をのんびり散策できました。なんと今から10年前、2005年のことであります(そのときの記事はコチラ)。

イメージ 4 ▲白神岳登山口駅到着前の風景。波が砕け散っとるな。風が強いのかしら?

イメージ 5 ▲西へ出っ張った地形が見えてくると十二湖駅は近い。出っ張りの先っちょは恵神崎。

イメージ 7 ▲10年前に一度だけ降りたことのある十二湖駅を今回は通過。

イメージ 8 ▲後方には白神山地の山並みを望めます。

イメージ 9 ▲まだまだ奇岩怪石の海岸は続きます。

 十二湖駅の次は陸奥岩崎。列車番号が変わるわけでも停車時間が長いわけでもないのに、なぜか陸奥岩崎からは3両編成のいちばん後ろの車両が回送扱いになり、乗車できなくなります。どうしてなんだろう?

 陸奥岩崎の次は陸奥沢辺、ウェスパ椿山、艫作と続きます。「艫作」は代表的な難読駅名で、「黄金崎不老ふ死温泉」への最寄り駅。「不老ふ死温泉」にもしばらく行ってないなあ。そろそろ行きたいものだ。そして横磯には09:21の到着です。

イメージ 10 ▲横磯到着直前に見える日本海。青空がだいぶ広がってきました。

イメージ 11 ▲08:21、横磯到着。深浦まであともう少し。