車内で牛丼。(何かと大荒れ冬休み;その36)
▲美幌では前方の除雪作業が終わるまでまたされ、かなり遅れが出ることに。
2015年2月15日、すり身発祥の地・網走。
先ほど、網走駅の待合室で待っているときに、昼食はどうするかということが話題になりました。駅構内には、モリヤ商店が駅弁販売と喫茶店「キッチンモリヤ」をやっていますが、店内は列車待ちの人たちでいっぱいで、とても手が回っていないようなムードが漂っていたし、この寒いのに冷たい駅弁というのもどうかと思い、かと言って、乗ってから車内販売では駅弁はなかったということになっても困るし、とあれこれ考えた結果、今回は裏ワザで!(笑)
▲今回の昼食は思い切って「すき家」の「牛丼・特盛」!
あれこれ考えて至った結論:よし、網走駅前にあった「すき家」にしよう!
だって、「すき家」の方がまだしも温かいものが食べられそうな気がしたんだもん。
そこで、くるぶし以上まで埋まる積雪の中を、雪をこぎこぎ、駅を出て左にある「すき家39号網走新町店」まで行き、「牛丼・特盛」と「炭火豚丼・並」を調達いたしました!悪天候のお昼時ということで店内はなかなか混んでおり、若干動きがスローなバイト君がフロアをさばいていたので、かなり待たされました。バイト君、もっとキビキビ働こうよ!
▲そしてこちらは「炭火豚丼・並」!!
というところで、美幌に到着。2分ほど遅れて14:45の到着。しかしここで早くもつまずきます。一つ先の緋牛内駅構内でポイントが切り替わらなくなったため、除雪が済むまで美幌駅で待機するとのこと。発車の見通しはわかりません。
「流氷特急オホーツクの風」は5両編成で、先頭は1号車ですが、1号車はホームの屋根部分からはずれているので、その部分のホームはほとんど除雪されておらず、ぎりぎりドアのところだけが除雪されているという状態。しかも吹雪は少しも弱まらず、ホームの屋根の下にも雪がびゅんびゅん吹き込んでいます。
▲1号車のドアより前は除雪もされず、深い吹きだまりになっています。
▲1号車のドアからはなんとか降りられますが、前方は真っ白という状態。
▲屋根がかかっていない向こうは猛吹雪が少しも弱まりません。
14:49頃、反対側のホームに13D特急「オホーツク3号」が到着。遅れは7分程度です。本来のダイヤでは「オホーツク3号」が14:42に到着して、「流氷特急オホーツクの風」が14:43に到着するのを待って、14:43に網走に向けて発車して行くことになっているので、今のところダイヤに大きな乱れはないと見てよいでしょう。
▲14:49頃、美幌駅に到着した下り特急「オホーツク3号」。
キハ183系「ノースレインボーエクスプレス」は5両編成ですが、それぞれ1両ごとに違うカラーの塗装が施されています。先頭1号車から、 ラベンダー、ブルー、ライトグリーン、オレンジ、ピンクの5色で、デビューから23年が経った今でも、なかなかきれいで楽しいデザインです。全体にハイデッカー・タイプで床面の位置は高くなっていますが、中間の3号車(ライトグリーン)は、2階建て構造になっていて、階下はラウンジと売店になっています。
▲真ん中3号車は2階建て構造で、階下はラウンジと売店です。
さて、それでは「すき家」の「牛丼」と「炭火豚丼」を食べましょう(^^)。まだごはんは温かく、今回はこれにして正解です!
さっき、「道の駅流氷街道網走」内のおみやげ屋さんで、おかずを調達しております。それは、商品名としては「手作りの味 揚げかまぼこ」となっていましたが、これは通称「長天」というものらしい。網走は「すり身発祥の地」のようで、この長方形の薩摩揚げみたいなのが「網走市民のソウルフード」なのだとか。これを使って、「長天カレー」とか「あばしりおでん」とかが食べられているらしく、すり身好きの僕としてはなんとしても食べてみたいところ。今回は「すき家」とのコラボでガマンです。
▲「道の駅流氷街道網走」で手に入れた「揚げかまぼこ」=「長天」。
▲これをおかずに、ランチをいただきまーす!
うーん、僕は「すき家」にはほとんど入ったことはありませんが、こうして食べるとなかなかおいしいであります。飲み物はもちろん、よつ葉乳業の牛乳「北海道十勝軽やかしぼり」であります。
うーん、僕は「すき家」にはほとんど入ったことはありませんが、こうして食べるとなかなかおいしいであります。飲み物はもちろん、よつ葉乳業の牛乳「北海道十勝軽やかしぼり」であります。
しかし、それにしてもなかなか動きませんね。札幌での乗り継ぎの関係で、遅れは最大1時間40分ぐらいまでに抑えてほしいのですが……
▲前面の雪を払っているのは運転士さんかしら?そろそろ出発?