毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

富士山、大島、そして羽田へ。(何かと大荒れ冬休み;その19)

イメージ 2 ▲浜松沖上空から見えた富士山をズーム!

 2015年2月13日、大島もくっきり。

 熊本発羽田行きJAL1801便は、四国のほお真ん中あたりを東西に突っ切って、和歌山市上空から伊勢志摩上空へかけて伊勢半島を横切り、愛知、静岡沖の遠州灘上空に出ます。そして、浜松沖まで北あたりで、左前方に富士山が!あらまー、なんて天気がいいんでしょう。雲がまったくないわけではないですが、富士山ははっきりくっきり見えているし、眼下の海岸線もよーく見えます。

イメージ 1 ▲浜松、天竜川河口の沖あたりまで来ると、左前方に富士山が見えました。

 飛行機はまもなく御前崎をほぼ真下に見ながら通過し、静岡県東部沖へと入ってきます。そうすると、富士山はだんだんと機窓左側正面に移ってきて、特に三保の松原を抜けると、富士山は駿河湾越しにますますよく見えるようになってきます。富士山はやはり冬の富士、白い雪をかぶった富士が美しいですね。

イメージ 3 ▲眼下には御前崎。

イメージ 4 ▲御前崎を越えると富士山はますます近づいてきます。中央左の海岸線の出っ張りは三保の松原。

イメージ 5 ▲雪をかぶった冬の富士山がやっぱり美しいね。

 次に眼下に広がるのは伊豆半島。石廊崎沖からも駿河湾越しに富士山がくっきり。海越しに眺める山の風景としては、僕にとっては雨晴海岸から眺める立山連峰がなじみのある風景でありたいへん美しい風景ですが、土肥など伊豆半島西海岸から駿河湾越しに眺める富士山もまたこれ素晴らしい景色なんでしょうなあ。一度見てみたいものであります。

イメージ 6 ▲いちばん手前が石廊崎。ここからも富士山は駿河湾越しにくっきりと。

 伊豆半島を通り過ぎると、ほぼ真下に現れるのが、大島。南東部の海に真っ逆さまの絶壁の険しい地形、三原山の裾野の広がり、そしていちばん奥の大島空港の滑走路まで、はっきりと見て取ることができます。そして次には房総半島。南端の野島崎からぐるりと房総半島を回り込んでいきます。

 しかし、こんなに天気がいいのに、青森や北海道は飛行機が飛べるかどうかわからないほどの悪天候なんですか?ちょっと信じられんなあ。大島周辺の海は、よく見てみると白い波頭が無数に立っていて、風は強そうですが、こんなに美しい機窓の景色を楽しませてくれるほど、熊本から関東にかけては良い天気なんだけどなあ。

イメージ 7 ▲大島が見えてきました。周囲の海には細かい波頭が立って確かに風は強そう。

イメージ 8 ▲いちばん奥の大島空港の滑走路までよく見えます。

イメージ 9 ▲野島崎沖から房総半島をぐるりと回り込みます。