毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

豊後水道をゆく。(何かと大荒れ冬休み;その18)

イメージ 1 ▲青い空に青い海、まことに良い天気。手前は佐賀関半島、向こうは別府湾、奥は国東半島。

 2015年2月13日、風力発電。

 国見岳の北側で北東へ進路をとったJAL1801便は、そのまままっすぐ飛行を続けます。そして、大分県津久見市上空から豊後水道へと抜けます。すると眼下に見えてくるのは、関サバ、関アジのブランドで有名な佐賀関半島、その向こうに広がる海は別府湾、その奥は国東半島です。

 佐賀関半島をズームしてみますと、ぐぐっと海が入り込んで幅が最も狭くなっているあたりが佐賀関の町の中心で、南北両側に港があります。このあたりには2度ほど行ったことがあり、関アジがとてもおいしかった記憶があります。

イメージ 2 ▲佐賀関半島。幅がいちばん狭いあたりが佐賀関の町の中心。南側に浮かんでいるのは「蔦島」。

 豊後水道を渡ると、すぐに愛媛の佐田岬半島が見えてきます。「日本一細長い半島」というだけあって、付け根の八幡浜市街から約50kmにわたって細ーく海に突き出しているので、その先端と佐賀関半島との間はわずか14kmしかなく、この部分は「豊予海峡」と呼ばれています。僕も以前は臼杵と八幡浜を結ぶフェリーで何度かここを行き来し、その旅レポもUPしてありますが、ここしばらくフェリー移動の機会がありません。そろそろまた乗りに行ってみたいなあ。

イメージ 3 ▲佐賀関半島が見えなくなると、すぐに次は佐田岬半島が眼下に。

 佐田岬半島の先端部分から真ん中へんにかけてをズームすると、半島の稜線に沿って風力発電の風車がずらりと並んでいるのも見えます。権現山からデッカ高原にかけての約1.6kmの間に風車が建ち並んでいるのは、「三崎ウインドパーク発電所」。全部で20基あり、1基あたり最大1,000kW、合計20,000KWの発電容量があるそうです。何度もフェリーで往復したことのある僕ですが、佐田岬半島はいつもフェリーの甲板から眺めるだけなので、いつかじっさいに行ってみたいですね。

イメージ 4 ▲「三崎ウインドパーク発電所」の風車がずらりと並んでいるのが見えます。