毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ああ、満腹。(何かと大荒れ冬休み;その13)

イメージ 1 ▲「茶碗蒸し」も「里芋饅頭」も、なんとツヤのよいこと!

 2015年2月12日、全館貸し切り。

 「丸長旅館」での夕食が続いております。

 今回の夕食のメインともいうべき「豊後牛ステーキ」を完食すると、次は「蓋物」と「煮物」が配膳されます。「蓋物」は「茶碗蒸し(帆立、海老、銀杏、椎茸)」、「煮物」は「里芋饅頭(鳥ミンチ)」に木耳、亀甲餡かけ、山葵添え。

 「茶碗蒸し」は、よくお膳についてくるものよりも器が大きく、たっぷりのボリューム。しかも、この茶碗蒸しの蒸しぐあい、なんというツヤでしょう。これ以上でもこれ以下でもこのつるんとした感じは出て来ないだろうという絶妙の仕上がり。そして「里芋饅頭」のほっくり感もたまらないです。ちょっと濃い味の亀甲餡かけがよくからみ、細かく切った木耳のコリコリとした食感もよく、ほっとする一品でした。

イメージ 2 ▲なんというツヤでしょう。大きな器にたっぷりの「茶碗蒸し」。

イメージ 3 ▲「里芋饅頭」を割ってみると、中には鶏のミンチがぎっしり。濃い味の餡が絡んでおいしい。

 そしてようやく「御飯物」です。「御飯物」はいつも「焼きおにぎりのお茶漬け」と決まっています。梅か山葵を選ぶことができ、僕は山葵をチョイス。香の物の盛り合わせが添えられます。

 お碗の中にほどよく焼いた丸いおにぎりが一つ。そこにほうじ茶をかけて、焼きおにぎりの上に山葵を載せ、海苔の細切りをたっぷりとかぶせてあります。これを箸でくずして、さらさらといただきますと、もうおなかいっぱいだったはずなのに、いとも簡単に完食できてしまいます。あらフシギ!(^^)

イメージ 4 ▲「御飯物」はいつもの定番、「焼きおにぎりのお茶漬け」。山葵を添えていただきます。

イメージ 5 ▲これを箸でくずして、さらさらといただきますと、いとも簡単に完食!

 さて、デザートです。小さい小鉢が三つつながったような器に、「黒蜜黄粉アイスクリーム」と「粒あん」と「梅最中」が並んで入っているのが配膳。初春らしく梅の形の最中を二つに割り、片方にアイスクリーム、片方に粒あんを詰めて、二つの最中を再び合わせますと、「黒蜜黄粉粒餡アイスもなか」の完成であります。これがまたすっごくおいしんですよ!三つぐらいまとめて食べたいぐらい!!(^^)

イメージ 6 ▲デザートは三つの連続小鉢に「黒蜜黄粉アイスクリーム」、「粒あん」、「梅最中」が並んで登場。

イメージ 7 ▲最中を半分に割って、アイスクリームと粒あんをそれぞれ詰めまして、

イメージ 8 ▲再び最中を合わせたら、ガブリ!とてもおいしいアイスもなかであります!

 あーー、おなかいっぱいになった~~。

 いつもですと、お酒が入った上に満腹感が重なって、部屋に戻るとまだ早い時間なのに眠ってしまい、食後、寝る前の温泉を楽しまないということが通例になっておりますので、今回はお酒は300mlの小瓶一本だけにしまして、すぐに寝てしまうことのないように努めました!(`ヘ´)

 全部で6室しかない「丸長旅館」ですが、この日は宿泊客は我々一組だけ!我々だけで全館貸し切りです。なんか申し訳ないような……でもウレシイ。ひと休みしたら、またお湯に浸かりに行こうっと(^^)。

イメージ 9 ▲二階へ上る階段を照らす柔らかい光。

イメージ 10 ▲二階の廊下もほのかに照らされて優しい雰囲気。他に宿泊客がいないなんて、ウレシイ(^^)。