毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

メタリックブルー・ソニック(何かと大荒れ冬休み;その7)

イメージ 1 ▲小倉で「みずほ603号」から「ソニック11号」へ乗り換えます。

 2015年2月12日、かしわうどん食べたい。

 新大阪を定刻に発車した「みずほ603号」は、「八天堂」の「くりーむパン」を食べている間にも快調に走り、新神戸、岡山、広島と停車して、次はもう九州に上陸して、小倉です。小倉到着は10:01。

 小倉駅ではかしわうどんを食べたいところですが、乗継時間の短さがそれを許しません。足早に在来線7番線ホームへ降りて、10:07に到着する3011M特急「ソニック11号」を待ちます。

イメージ 2 ▲小倉駅で乗り継いだ特急「ソニック11号」(大分駅にて)。

 「ソニック」には、停車駅の少ない速達型と停車駅の多いタイプの二種類があるようですが、10:09発のこの「ソニック11号」は停車駅の多いタイプ。2分間の停車時間中に進行方向を変え、10:09に小倉を発車すると、行橋、宇島、中津、柳ヶ浦、宇佐、杵築、亀川、別府と停まって、終点大分へ至ります。

イメージ 6 ▲終点大分駅に到着した特急「ソニック11号」。

 車両はおなじみ883系。僕は普通車指定席2号車4番D席に乗って大分を目指します。この日の「ソニック11号」はAo-2編成。車体は濃いメタリックブルー塗装で、折からの晴天に、2月とは思えぬ強い日差しをぎらぎらと反射させています。

 あとの日程を考えると、別府で乗り換えてもよかったのですが、僕は大分まで乗り通します。大分駅で調達したい食べ物があったからです。

イメージ 4 ▲「ソニック11号」の1号車のドア周り。グリーン車にもいつか乗ってみたいものだ……

イメージ 5 ▲今もLED式にならずに巻き取り式というのがウレシイ。

 大分駅で調達したい食べ物とは、「いきなり団子」。熊本の郷土菓子らしいですが、今まで大分駅と阿蘇神社の売店でしか買ったことがないから、今回も大分駅で買おうと思ったのだ。ところが、ウソかマコトか、「今は作っていません」とのこと!えーーー、そんなーーーーー(涙)。

 向かい側のホームにもやがて同じく濃いメタリックブルーの883系が入ってきました。これはAo-17編成で、11:45発の3028M特急「ソニック28号」博多行き。大分駅もすっかり高架ホームになって、ずいぶん印象が変わりましたね。

イメージ 3 ▲11:45発の博多行き「ソニック28号」が向かいのホームに入線。